かかしバンコク独歩～バンコク半径2時間の旅～ : 大きなプラーンは齢６００年ワット・プラシー・ラタナー・マハタート @ スパンブリ

アユタヤ方式を受け継ぐプラーン遺跡の重要寺院

ワット・プラシー・ラタナー・マハタート

マハタートと名の付く寺院はアユタヤの超有名仏頭in木の根の寺院を筆頭に、タイ国内至る所に建立されている

実はこのマハタートとは仏陀の遺灰を指す言葉で、ゆえにそれを寺院の名前につけている所が多いと聞く

日本語なら仏舎利となり、日本なら五重塔など仏舎利塔と呼ばれているところが当てはまるかも

ここはスパンブリ県にあるマハタート寺院

スパンブリの中では比較的有名であり６００年もの歴史がある寺院なのだそう

もう半分遺跡と言ってもいいこの寺院は、巨大な仏塔でスパンブリを代表とするお寺さんとなっている

実はタイ国内にプラシー・ラタナー・マハタートと同じ名前の寺院はなんと４７もあるらしい

日本人にとってはアユタヤの遺跡が一番有名ですかね
（･∀･)つ

タイ国内ではスコータイにあるそれがおそらく一番有名

そのためスパンブリ県人を見分けるには、『マハタート寺院とは？』と聞いてこのお寺さんを答えるかどうかなのだという
(￣ー￣)ﾆﾔﾘ

嘘です
・・ケンミンショーネタはこの辺にします～

さらにこの写真の向こうにちらっと見えるのだがここはスパンブリ県と言えばココ！

という超巨大龍の博物館のすぐとなり

人々の流れは少々そちらへ行きがちなのかもしれない・・
(´･ω･｀)

そんな悲哀感にはめげずにぶらついてみよう

入り口が大きくとってあるここは奥へ進むといくつかの社が見えてくる

どれもいかにもタイのお寺さん♡といったフォルムだ

さらに奥には僕の好物涅槃像

２体もあったのだがここもなんだか寂し気・・

奥過ぎてあまり人もいらっしゃらないよう

この写真で ”写真で一言ルーレット” をするのであれば

「あーあひまだなあ」

という回答をしたいっすね
（･∀･)つ

さてその隣には古びた社

中にはずらっと仏像が並んでいて厳かな雰囲気

が、よく見ると蜘蛛の巣等が少々目立ち軽い荒廃感が出ていた・・

そしてここにも誰もいない
(≡ω≡．)

先に言うとここのボスキャラは大きなプラーン

がその前にも小型プラーンがちらほらあり見応えがある

どれも一応アユタヤ王朝初期のもののようでそこそこ歴史溢れる史跡だそうな

またどうやら以前は少々傾いていたのをここ最近まっすぐに修復した模様

なんとなく傾いていた方が絵になるのになー
（･∀･)つ

さてボスキャラ

まあ正直言うとこの手のプラーンはアユタヤ方面に ~~腐るほど~~ とてもたくさん存在している

ので少々食傷気味だがここスパンブリでは珍しいかと

他は寂しかったが流石にこのプラーン周りには少々の参拝客がいてくれた

やはり賑やかな方がいいですな

さて階段があるので登ってみよう

登り口には法輪があしらわれウートン時代の文化を表している

登りきると金色の立像が寂し気に立っていらっしゃった

上から見るといくつかの台座の跡も見られる

まわりの社は新しいが全体的には数百年の歴史を持つ寺院

どちらかというと遺跡に近い場所と言っても過言ではないと思われますな

タイの各寺院も新しい仏像やコンクリ像なんかを作り集客に勤しんでいるところも多いが、やはりお寺と言うとある程度の歴史があった方がなんとなく造詣が深い気がする

アユタヤ同様このスパンブリには歴史溢れる史跡が数多く存在しているので時間があれば探訪されるのも一興でしょう
(*･ω･)ノ

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