タクシン王を奉る赤い宮殿



タクシン博物館と称されるこの施設は本名THE ROYAL RED PALACEとなっている

直訳すれば赤の宮殿となり、かの有名なタクシンさんを祀る博物館的な施設なのだそうだ
その名の通り赤い建屋が印象的なこの施設はシリラートエリアの片隅に存在する

尚、ここで言うタクシンとはタクシン首相ではなくタクシン王の事

えっ? タクシン王をご存じない?
困った方ですね、では施設の紹介とともにひも解いていきましょう
(・∀・)

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正確には王さまと首相さんはカタカナにすると同じタクシンだが、タイ語スペルは異なり読み方は違うという

だがここはタイ語教室ではないので、これ以上首を突っ込むのは控えよう
(`・ω・´)

さてうんちくはどうでもいいので早速施設に向かってみよう

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タクシン王とはアユタヤ王朝崩壊後、トンブリ地区に王朝を再建した人物

元はアユタヤにてビルマ軍と戦っていたのだが、当時のアユタヤ王の
『僕、大きな音が怖いんで大砲打つときは言ってね♡』

という情けない依頼をガン無視してぶっ放し、捕まりそうになったのでラヨーン県へ逃亡した

ラヨーンでも大暴れした後アユタヤに戻ってみたら、なんと王朝はすでにビルマ軍に滅多打ちにされ崩壊していたという




というわけで、ここは非常に小さな施設

ゆえに入り口をくぐるとまさに10歩ほどで建屋の入り口に到着する
この赤いタイ古風の建物が今回の目的地だ

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ビルマ軍に徹底的に破壊された街を捨て、トンブリへ向かったタクシンさん

『よっしゃ、新しい王朝作っちゃお ♬』
ということでトンブリ王朝を立ち上げ、初代王様に就くのである
1767年のことだ



さて施設の見るべきところはこの建屋のみ
早速2階に上り門戸を開こう

するといきなり待機していたおばちゃんが
『サインちょうだい』
と僕を芸能人と間違えているかの如く迫ってくる

自意識過剰
ただの入場の証でした
( ´∀`)つ

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当時の彼はイケイケどんどん
当時の国内の反対勢力はもちろん、ラオスやカンボジアまでも掌握する

この時に彼に従え司令官として大暴れしていたのがチャオプラヤー・チャックリーさん
ラーマ1世のことである



一方、施設内はエアコンが効いていて超絶気持ちがいい♡

旅の疲れを癒す目的でも十分使えますな
・・まあこの辺を旅する理由があればですが

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高僧像
タクシンさんではありませんね

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文武両道の彼はおらおらと戦争をしている傍ら仏教にも力を入れた
そうして建てられたのが 暁の寺 / ワット・アルン となる




そんなタクシン王を奉っている施設
宗教的観点か歴史教育的観点かは詳細がつかめないので不明

ただ入る際無料でパンフレット的なものをもらったので、歴史教育的要素が強いと感じられる
(*・ω・)ノ

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そんな彼は最後は自身のコンプレックスから精神錯乱状態に落ちてしまう

それゆえのいくつかの奇行から民衆の反感を買い、ついには抵抗勢力に処刑されてしまうのであった
(´;ω;`)
こうしてたった15年間のトンブリ王朝は1代のみで終わり、次のチャックリー王朝が始まるのである



というわけで、この施設はワット・ラカンというそこそこ大きなお寺さんの一部

ワット・ラカンに参拝に行く予定がある方は、このタクシン博物館に寄るのも忘れないようにお願い致します
(。・ω・)ノ゙








尚、チャックリー王朝とは現在の王朝の事ですよ ♬
今はラーマ10世さんが王様ですね
.。゚+.(・∀・)゚+.゚






TEMPLE DATA

THE ROYAL RED PALACE
พระตำหนักแดง

参拝時間 : 8:30-16:00
参拝料金 : 無休
電話   : -
H.P.    : -







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