最期に説くのは説法ならぬ薬の調法



その昔タイにてコレラ菌が猛威を振るった時代があったという

当時のコレラはまさに現在のコロナウイルス
誰にも正体と治療法がわからず、タイのみならず東南アジア一帯で多数の死者
を生んだと言われている

そんな当時未知の存在から人々をお救いになられたのが、ここに寝そばされる涅槃様

彼が最期に説いたのは、住民たちを苦しみから解放する薬の調合方法であったと言い伝えられている


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ここはアーントーン県
その昔アユタヤ王朝で栄えたエリアであり、バンコクより北へ2時間ほど走った位置となる

観光地的に少々乏しい県にもなるので、この小さなお寺さんであっても各地に案内看板が出る程の推しっぷりとなっている
(・∀・)つ

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ブラりと周遊しても特筆するキャラには出会えない

やはりここは長さ22mの黄金涅槃様で持っているお寺さんのようだ

では早速会いに行ってみることにしよう
( ´∀`)つ

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黄金に輝くこの涅槃様はスコータイ王朝時代に造られたとされている

そしてこのお寺さんはタイ一番の大河、チャオプラヤ川沿いに建っているのだが、なんとこの涅槃様は何がどうなったか分からないが、この川の上流より溺れるがのごとく流れ着いたのだという

それを見つけた地域住民は危険を顧みず、一丸となって仏像を広大な大河より川岸へ引き上げたと伝えられている

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ほどなくしてこの地域にもコレラの猛威が訪れる


尚、コロナの発症期間は約14日だが、1920年頃の日本でのコレラに対する隔離期間はなんと40日であった

当時は専用船にて海上で隔離された為、この船を『コレラ船』と揶揄し夏に浮かぶことが多かったことから、なんと夏の季語にもなったのだと言う

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当時の人々はウイルスの存在も分からない
当然隔離期間などという概念もあるわけがない

ゆえにどうする事も出来ず、ただただこの涅槃様に祈るほか無かったのだ
(((( ;゚д゚)))

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そんな中ただ祈るだけでなく、藁をもすがる気持ちで涅槃様に相談するように語り掛ける者がいたらしい

するとなんと彼の口から、薬の調合の方法が伝授されたのだという
.。゚+.(・∀・)゚+.゚


それにより多くの方がコレラの苦しみから解放された
この笑みの向こう側に、医学の知識が透けて見える気がするのは気のせいではなさそうだ

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中には
『仏像がしゃべるわけなーだろ、このハゲ!』
と言って疑う不届き者もいたと言う


そこでここの僧侶たちはそんな不届き者を30人ほど集め、涅槃様を囲うように手をつながせ、誰も隠れていないことを確認させてうえでお言葉をもらったとの事


やっている事はまるでカッパー・フィールドのイリュージョンのようなのだが、テレビのない当時の人々は現代以上の衝撃を受けたようだ

これにより誰もが涅槃様が直接話していると信じる他なく、この伝説が不動のものになった一因となったらしい
(・∀・)

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その後数々の病気に悩む方が訪れては、薬草の調合法を説いてくださったと言われる涅槃様

彼は今日もそのほほえみでアーントーンの方々に、薬草以上の安心感を与えていらっしゃるという
(´∀`*)

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もしかしたらコロナの特効薬も伝授してくれるかもしれませんね

ゆっくりと耳を傾けてみるのも一興でしょうね
φ(.. )






 




TEMPLE DATA

WAT PAMOKWORAWIHAN
วัดป่าโมกวรวิหาร

参拝時間 : 
参拝料金 : 無料
電話   : +66982814011
H.P.    : -




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