かかしバンコク独歩～バンコク半径2時間の旅～ : 見事な壁画のハイブリッド寺ワット・チューンタ＠アユタヤ

”今“ と "昔” が混在する新旧混じったハイブリッド寺

アユタヤ島外北部にあるここは一見よくある街のお寺さんなのだが、中に入ると途端に古の雰囲気を感じることが出来るまさにハイブリッド寺院

そんなハイブリッド寺院には数々の見どころが存在する

元より ”古／いにしえ” と言う段階で見どころが無いわけがない

初めは駆け落ちした娘の為に作られたとも言われるこのお寺さん
早速覗いてみましょうかね
（･∀･)つ

そんな見るべき箇所だらけと思われる寺院は、やはりそれだけウェルカム感も強い

寺院入り口付近には写真撮影ポイント等が設置され、訪れる方のインスタフォロワー増を陰ながら支えてくれていた

ん？
お寺さんの写真なんか若い子は見るのかしら？
(・・?

入り口付近はタイによくある週末参拝お寺さん風景

なんかもう慣れ過ぎてよもや日本のお寺さんの風景に、珍しさを感じるようになって来ましたね
（･∀･)つ

しかしこんな数あるお寺さんの中で、タイの方って参拝寺をどうやって選定してるんだろう

やっぱり推し寺とかあるのかしら？
(｀･ω･´)

さてそんなアクティブなお寺さんの横には廃墟寺院

ん～
いつもながら素晴らしい光景♡

なんでこうも古の建物は いとをかしなんざましょ
趣がありすぎて鼻血が出そうですよ
（￣ ;￣）

この寺院のはっきりとした建立時期等は不明なのだそうだが、この名称自体はラーマ4世治世ではないかと推測されている

寺院に施された装飾の一部はビルマ軍による破壊された廃墟寺院の一部や、ワット・プラシーサンペットから移設されたものとの事

ある意味一部リサイクルで作られているのね

破壊されたお寺さんから装飾をとるのは、さぞ忍びなかった事でしょう
(´･ω･｀)

噂のワット・プラシー・サンペット

民間伝承の中において、初めは駆け落ちした娘の為にその娘のパパがここを建てたと伝えられている

『ワット・コーイター』と呼ばれていた寺院はその後王家に献上され、ナライ大王の治世中においてフランスでタイ大使を務めたプラヤーコサパン氏がタイ帰国した際にここ改装、『ワット・コサワット』に改名した

ここではなんとタクシン大王が国語のお勉強をしていたとのお話もあるとの事ですよ
ここでいう国語はもちろんタイ語ですね
（′∀｀）

その後先に述べたラーマ４世治世（在位1851～1868）に現在の『ワット・チューンタ』に再度改名されたという

そんな出世魚の様な歴史を持つ修道院の前にはすべて形が様々な仏塔群（ウボソット）

四角やら八角やら各種取り揃えられているので必見です！
(･∀･)

さてそんな古き建物を存分に堪能したのだが、ここの真のボスキャラはさらに奥に君臨している

これを見ずしてこのお寺さんを後にするわけには行きませんよ

リノベーションされ綺麗になっているので、外から見てもちょっとわかりづらい

この社の中にさらに古を感じるものが存在していらっしゃるのだ
.｡ﾟ+.(･∀･)ﾟ+.ﾟ

中には黄金の玉座と古き壁画

古き壁画はだいぶくたびれてはいるが、この雰囲気は神々しく必見の空間

ラーマ４世治世に建てられたとされるこの社は、ざっと１６０年ほどの歴史を持つ

これまた鼻血の出血量が増えそうな程興奮する空間ですな
(￣;;￣）

くるっと一緒に鼻血でも♡

壁の壁画は特殊な洗浄を施したのち少々の修復は入っている

が、やはり損傷具合も激しくすべては修復に及ばなかった模様

加えて２０１１年のアユタヤ大洪水でも大きな損傷を負い、壁だけでなく床材にも今日ダメージが残っているとの事

なのでもちろんですがこの社内では走らないでね♡