大砲マニアは鼻血ものの展示会



バンコクを旅行される方は必ず訪れると言っても過言では無いグランドパレス

美しい王宮跡は訪れるべき観光地ともいえよう

ここはその王宮前にある国防省の正面入り口

突如として大砲群が陳列され異様な雰囲気を放っているので、気になった方もいらっしゃるかもしれない

これはタイが過去に経験してきた、様々な争い時に実際に使用されてきた大砲たち

当初の役目を果たしたのち、ここでマニアたちの鼻血製造機として新たな役目を担っているのであった


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尚、余談であるが実を言うと僕はグランド・パレスに行ったことが無い

そろそろ在タイ10年目を迎えるのだが、超絶有名観光地にあまり食指が動かないのと、ぼったくり外人価格に入る気が失せるから
(´・ω・`)


さっき訪れるべき観光地なんてほざいておきながら、申し訳ない気持ちでいっぱいです
(*_ _)ペコリ



なんてことはさておき本題

映画の舞台のようなレトロ雰囲気の国防省

3階建て欧州風デザインの建物は全体的に黄色であしらわれ対照的な白線のアクセントがついている


優雅な雰囲気なのはもともとここは宮殿であったから

宮殿から一時王室寺院専用の倉庫となり、現在国防省事務局になっているという

なのでやけに豪華なのね
(・∀・)

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国防省ゆえに前には警備される兵隊さん

セーラー服をお召しになっていらっしゃるので水平さんでしょう

タイにおける大砲は主に各大河の河口に設置され、諸外国の侵入を防いでいた

その為、今でもチャオプラヤやターチン等の河口では大砲跡を見る事が出来る

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ここに並ぶはアユタヤ王朝からラタナコーシン朝にかけての歴史ある大砲たち

約40門の大砲は年代や王朝別、カテゴリー別に区別され並び野外博物館として構成されている


尚、このように大砲の単位は『門』

門はもともと【かろうじて通ることが出来る狭い口】と言う意味

弾が狭い筒を通る形状から門で数えるようになったという

今後の将来で大砲を数える機会に不運にも遭遇してしまった時の為に是非覚えておきましょう
( ・`ー・´) + キリッ

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ラマ6世さんがここに各世代の大砲を設置するよう指示

長距離から狙える大砲は破壊効率が高く、攻守に優れた武器として各世代・地域で活躍した

戦場の王
とも呼ばれていたこれらの武器は、主にイギリス・タイで作成され、時代と共に武器としてだけでなく装飾され各戦団の象徴にもなっていった


それゆえここに並ぶにふさわしいほど、美しいお姿になっていったのね
( ´∀`)つ

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では代表的なモノをいくつか



「ナライキャノンスローター」
1787年にプラ・プッタヨドファ・チュラロック・ラーマ王が建造するように命じた大砲

タイ国内で最も長い6m砲であるパヤ・ターニ砲との対の砲として作られた

長さ4.5m、砲身幅29.3cmのこの大砲は、サイズとしては国内最大となっている

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「悪魔の大砲」
1787年ラーマ5世の治世中に製造

この大砲は、鳥や花の優雅な彫刻パターン、また各操作部にも巻き貝やグリルパターンなどきめ細かい装飾がなされている

40門の中でひと際美しい大砲と言われている

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大砲のそばには近寄れず、柵外から眺める感じの博物館

平日の決められた時間には無料で入れるようだが、ちょっとよく分かりませんでした
(*_ _)ペコリ

尚、ここにある噴水は毎日8時、12時、19時に音楽を奏で輝くようなので時間が合えば是非
(*・ω・)ノ

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さて鼻血も出尽くし出血死する前に今回はこの辺で

もっともっと知りたくなっちゃいました

という奇特な人間大砲の方はこちらのサイトを熟読くださいませ





SHOP DATA

旧砲兵博物館 
พิพิธภัณฑ์ปืนใหญ่โบราณ

営業時間 : いつでも
定休日  : 無休
電話   : -
H.P.    : 上記



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