誰もが見逃す悲しき遺跡



アユタヤと言えば誰もが仏頭が菩提樹の根に絡まったあの風景を思い出すだろう

タイやアユタヤを紹介する媒体の表紙を飾る程の絶大なインパクトがあるその風景は、ワット・マハタートと言う遺跡の中に存在する

アユタヤの観光ツアーには100%組み込まれ、これを読んでいる方の中でも行ったことがある方は多いと思われる遺跡だ

だがその隣にあるこの遺跡に辿り着く方はごく少数かもしれない

仮に辿り着いたとしても、そこがワット・マハタートではないと気付かれた方は何名おられただろうか?

超絶有名遺跡の脇にひっそりとある放棄された廃墟寺院

今回はそんな悲しき遺跡をご紹介しましょう

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この遺跡に辿り着くにはワット・マハタートの受け付けを通り過ごし奥へ行く必要がある

ツアーで来られた場合は、ここで受付をスルーすると単独行動となり添乗員に制止されるかもしれませんな
(。-∀-) 

そういった事もこの遺跡の誰も行かない度を上げているひとつの要因になっているかもしれない

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およそ100mくらいで遺跡に到着

そういう意味では誰の視界にも入っているのだが、ワット・マハタートの光景に溶け込んでしまっているので気づきにくい点もあるかも

アユタヤの遺跡は、まあ何というかどこも同じような風景でございますんでね
(´ε`;)

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ここもご多分に漏れず建立に関する文献は残っていないが、1684年にナーレスアン王が独立宣言をした頃の文献には、この寺院の周辺に調理器具と生鮮食品を扱う市場があったとの記述が残っている

その為、その頃には少なくともこの寺院は存在していたと推測されている

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大きめのチェディ(仏塔)の前に神殿の一部の壁と土台が残る形

ワットマハタートの一部では無いのであれば、当時は何かしら隔てる壁的なものが他にあったのかもしれない

またチェディには少々昔の装飾が残る

尚、当時のアユタヤのチェディの中には、金が施されていたものも多々あった模様

ただそのような装飾がされたチェディはビルマ軍によって強奪され、見る影もなく破壊されてしまったと言う

美人薄命

下手に着飾ったものはその姿を残すのは難しいんだろうね
(´・ω・`)

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そして強奪されたのは仏頭も同様

但しこれは装飾狙いと共にタイ人に二度とビルマに逆らわないようにとの戒めもあったと推測されている

このような遺跡を見ると特にタイ人は胸が痛むようだが、これも戦争は二度としてはいけませんよという啓蒙の意味が込められている
(`・ω・´)

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興味があれば添乗員さんに注意されない程度にお立ち寄りを

ただワット・マハタートを巡った後は、多分同じような風景にすでに満腹のはず



ここでさらにお代わりをされるとなると、あなたは相当の放棄寺院を愛する方『放棄ジニリスト』かもしれませんよ
( ̄ー ̄)ニヤリ











その他&すべての写真はこちらより
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TEMPLE DATA

Wat Nok 
วัดนก

参拝時間 : 貴女次第
参拝料金 : 無料
電話   : 誰もいません
H.P.    : -




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