奥まった場所にある看板なき放棄寺院



幹線道路より若干入った位置にあるこの遺跡は、少し前まで放棄具合も相当なもので残るチェディも少々損壊が激しい感じであったと言う

完全に住宅街に溶け込んだ遺跡前では、裸のおじさんたちがタイ式将棋をウィスキー片手に昼間っから興じている風景が広がる

看板もなにもなく、ここが『ワット・タノンジン』と把握する手段は皆無に等しい

昔こそ華やかで人々が行きかう寺院であったとされるも、今やその余生を周辺の住民たちとともに静かに過ごしている

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さっ
というわけでやってきた遺跡は、民家の庭の中のような雰囲気すら漂うロケーションに建っている

裸のおじさんたちの
『Youは何しにタノンジンへ』的熱視線を感じながら遺跡を堪能しましょうかね
(′∀`)

この遺跡は一応1941年3月18日に史跡登録はされたのだが、まだ詳細な発掘および調査はされていないという

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メインの跡はこのチェディー

内部が正方形型で軽い十字構造になっているこの形は、土を利用し構造強化出来る形でレンガの節約につなげられる形状との事

以前までほんのり外側レンガがはがれてしまっていたのだが、現在では少々修復されて安定した形になっている

上部には中華系の仏像が設置されてたのだが、損傷が激しく今では修復されてアユタヤ美術局で保管されているらしい
(`・ω・´)


いやー
何気に青空にチェディーが映えますね~

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中華系の仏像・・

そうここはアユタヤ王朝時チャオプラヤ川を利用した貿易の拠点であり、貿易国である中国の方々のコミュティーがあった場所

さらにこの寺院前には当時大通りが通っていたので、周辺に住む中国人の重要な寺院であったと推測されている


今ではまったく中華臭はしませんね


ほぼ何もないのでタイ臭もしませんがね
(´・ω・`)

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チェディ同様、神殿跡の床もきれいに修復されている

ここまできれいにしたんなら看板くらい設置してくれればいいのに

奥まった位置にありすぎて周辺住民くらいしか来ないので必要ないんですかね?

事実普通なら献花や線香があったりするのだが、ここには何もないですし・・
(≡ω≡.)

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献花の代わりに仏像跡が並ぶ

何気に無造作に置かれていて哀愁が漂いますね
( ・Д・)

こんなところであってもしっかり破壊されっちゃっているアユタヤ流の仏像達

ビルマ軍(現:ミャンマー)と戦い敗れたアユタヤ王朝は、王朝崩壊と同時にあらゆる宗教施設もことごとくビルマ軍に破壊された

その為、いまだに遺る仏像はほぼその原形を留めていない
(´;ω;`)

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なんとなくビックネームで入場料を取られる遺跡より、こうして住宅地に溶け込み生活と一体化している遺跡の方が魅力的に映っちゃうのよね

こんな遺跡が至る所にあるアユタヤ島は、やはり世界遺産になるべくしてなったエリアでしょう


そろそろ移住かな?

いや落ち着け
通勤が半端なくきつくなりますよ・・
 (;ー_ー)ノ










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( ・`ー・´) + キリッ





TEMPLE DATA

WAT THANOM JIN
วัดถนนจีน

参拝時間 : 気の向くままに
参拝料金 : 無料
電話   : 誰もいません
H.P.    :




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