タイ玄関口ファランポーン駅奥底で眠る日本製蒸気機関車
タイにある静態保存(動作しない状態で保存されている機械)されている鉄道車両を巡るシリーズ
鉄道オタクにとって血沸き肉躍りまくる巡礼記事だ
今回はタイ国鉄の玄関口であり、近々その役目を新しいターミナル駅に譲る予定のファランポーン駅に存在する静態保存車両のご紹介
C56形テンダー式蒸気機関車
1936年 日立製作所製造
日本製造番号629 タイ国鉄714号機
この展示車両はファランポーン駅の奥底に存在
かなり奥へ進まないと見えない位置に展示保存されている
向かって左端の方にある12番ホーム
ここをずずいと突き進み、ホームの先端まで歩いて行ってみよう!
ε=┏(·ω·)┛
しばらくすると鉄道建設記念モニュメント
その裏手に目的の車両が存在する
しかしタイの鉄道って日本と違って改札が無いのでホームに入り放題なのね
これは鉄ちゃんにとっては大興奮の光景でしょう
(・∀・)つ
C56形は『シゴロク』という愛称で知られるテンダー式蒸気機関車
テンダー式とはボイラーに放り込む石炭を入れる車両が接続されたもので、これにより燃料補給が容易となり長距離運転に向いた車両となっている
現在でいえば誰も通らない高速道路を利権の為作り続けているのと同じことだろう
まったく成長が無いと言うか・・
(≡ω≡.)
さてそんな経緯から生まれた車両なのだが、軽量コンパクトであることと長距離運転が可能であることから一部の車両が軍事利用される事になる
そこで利用されたのが『死の鉄道』と呼ばれるあの泰麺鉄道
無茶な突貫工事により使用された枕木と同数の死者を建設時に出したという恐怖の鉄道を、このシゴロクは走ることになる
ちなみに中はこんな感じ♡
1941年製造された160両のうち90両を泰麺鉄道に送った日本軍
こうなるともはや泰麺鉄道の為に製造されたような機関車になっていると言っても過言ではないかもしれない
(`・ω・´)
そしてこの戦争は激化を極め、泰麺鉄道も何度も破壊される事になる
元より無茶な突貫工事であったことから線路の状態はかなり悪く、脱線や転落で失われた車両も多数存在した
また戦争末期にはすでに線路としての機能も失われていた個所が多く、立ち往生した車両は敵に再利用されないようにと次々と爆破処理されていく事に
また苦楽を共にした車両に愛着が湧いてしまった当時の鉄ちゃん将校の中には、自らの体にも爆薬を巻いて車両とともに自決した者もいたのだと言う
戦争終了後かろうじて生き残った46両の車両は、そのままタイ国鉄で利用される事になる
およそ1980年頃まで使用されていたそれらの車両は、その後一部が日本へ帰国し靖国神社へ
一部はトンブリ地区にある車両整備工場に動態保存され、年数回イベント時にその雄姿を見せている
そして714号機がこのファランポーン駅で静かに余生を過ごしているのだ
機械がその役目を終え佇んでいる姿は何気に灌漑深いものがありますな
このようにきちんと展示されているのはまだいい方で、中には廃棄されているのか区別もつかないようなもののあったりしますからね
尚、冒頭にも触れたように、この駅は2021年にターミナル駅としての役目を終える予定
その後はこの車両もどうなるかは分かりませんね
一目見たいという鉄ちゃんは今のうちに見に行った方がいいかもですぞ
( ̄ー ̄)ニヤリ
Google Map上にこの車両展示場の記載はありません。この整備工場の前にあります。
ちなみにこんな記事を書いていますが、僕は別に鉄っちゃんではございませんのでアシカラズ
*_ _)ペコリ
『情報が間違っているじゃねーか、このハゲ!』
という本物の鉄様の方は是非ワタクシめにご教授ください
すぐ修正します!
その他&すべての写真はこちらより
↓ ↓ ↓
210327
尚、この先にはこんな誰も知らない図書館も・・
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タイにある静態保存(動作しない状態で保存されている機械)されている鉄道車両を巡るシリーズ
鉄道オタクにとって血沸き肉躍りまくる巡礼記事だ
今回はタイ国鉄の玄関口であり、近々その役目を新しいターミナル駅に譲る予定のファランポーン駅に存在する静態保存車両のご紹介
C56形テンダー式蒸気機関車
1936年 日立製作所製造
日本製造番号629 タイ国鉄714号機
この展示車両はファランポーン駅の奥底に存在
かなり奥へ進まないと見えない位置に展示保存されている
向かって左端の方にある12番ホーム
ここをずずいと突き進み、ホームの先端まで歩いて行ってみよう!
ε=┏(·ω·)┛
しばらくすると鉄道建設記念モニュメント
その裏手に目的の車両が存在する
しかしタイの鉄道って日本と違って改札が無いのでホームに入り放題なのね
これは鉄ちゃんにとっては大興奮の光景でしょう
(・∀・)つ
C56形は『シゴロク』という愛称で知られるテンダー式蒸気機関車
テンダー式とはボイラーに放り込む石炭を入れる車両が接続されたもので、これにより燃料補給が容易となり長距離運転に向いた車両となっている
1872年以来日本各地に整備が進んだ鉄道網であるが、主要幹線の整備が目立つと地元活性化の名目で当時の政治家たちの利権獲得の為、輸送需要の無い田舎ルートの拡販へと変わっていった
需要の低い閑散路線に大型予算は当然付けられず、路線は出来るだけ簡素な低規格線となって行った
そんな低規格の線路は当時主流で使われていた蒸気機関車では大きすぎて入れない問題が勃発
そこでより軽量で小型な車両が開発される事になる
それがC56形蒸気機関車、『シゴロク』であったのだ
現在でいえば誰も通らない高速道路を利権の為作り続けているのと同じことだろう
まったく成長が無いと言うか・・
(≡ω≡.)
さてそんな経緯から生まれた車両なのだが、軽量コンパクトであることと長距離運転が可能であることから一部の車両が軍事利用される事になる
そこで利用されたのが『死の鉄道』と呼ばれるあの泰麺鉄道
無茶な突貫工事により使用された枕木と同数の死者を建設時に出したという恐怖の鉄道を、このシゴロクは走ることになる
ちなみに中はこんな感じ♡
1941年製造された160両のうち90両を泰麺鉄道に送った日本軍
こうなるともはや泰麺鉄道の為に製造されたような機関車になっていると言っても過言ではないかもしれない
(`・ω・´)
そしてこの戦争は激化を極め、泰麺鉄道も何度も破壊される事になる
元より無茶な突貫工事であったことから線路の状態はかなり悪く、脱線や転落で失われた車両も多数存在した
また戦争末期にはすでに線路としての機能も失われていた個所が多く、立ち往生した車両は敵に再利用されないようにと次々と爆破処理されていく事に
また苦楽を共にした車両に愛着が湧いてしまった当時の鉄ちゃん将校の中には、自らの体にも爆薬を巻いて車両とともに自決した者もいたのだと言う
戦争終了後かろうじて生き残った46両の車両は、そのままタイ国鉄で利用される事になる
およそ1980年頃まで使用されていたそれらの車両は、その後一部が日本へ帰国し靖国神社へ
一部はトンブリ地区にある車両整備工場に動態保存され、年数回イベント時にその雄姿を見せている
そして714号機がこのファランポーン駅で静かに余生を過ごしているのだ
機械がその役目を終え佇んでいる姿は何気に灌漑深いものがありますな
このようにきちんと展示されているのはまだいい方で、中には廃棄されているのか区別もつかないようなもののあったりしますからね
尚、冒頭にも触れたように、この駅は2021年にターミナル駅としての役目を終える予定
その後はこの車両もどうなるかは分かりませんね
一目見たいという鉄ちゃんは今のうちに見に行った方がいいかもですぞ
( ̄ー ̄)ニヤリ
Google Map上にこの車両展示場の記載はありません。この整備工場の前にあります。
ちなみにこんな記事を書いていますが、僕は別に鉄っちゃんではございませんのでアシカラズ
*_ _)ペコリ
『情報が間違っているじゃねーか、このハゲ!』
という本物の鉄様の方は是非ワタクシめにご教授ください
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尚、この先にはこんな誰も知らない図書館も・・
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