住宅地に溶け込み過ぎて見えない教会跡
チョンブリ県レムチャバン
チョンブリ県レムチャバン
タイ最深の海岸を持つこのエリアはタイを代表する深海港があり、ほとんどの工業製品や素材の輸出入口として開発されている地域
工業団地も併設されており、三菱自動車やエッソなど大型の工場が並ぶ一大産業都市にもなっている
そんなレムチャバンを少々南下したパタヤとの間の地域に、この界隈では珍しくこの遺跡は存在する
実は内緒にしていたが僕は自称タイの『ミステリーハンター』
遺跡と聞けばリポートに向かわなければならない宿命を背負っているのだと言う
という事で今日も皆さまに『スーパーひとしくん』を狙わせるべく、元気にリポートに行ってみましょう!
この遺跡はちょっと失礼にあたるが、スラブ街のような住宅街の中にひっそりと存在している
(・・;)
この住宅街は「コーフォー・コミュニティ」と呼ばれる集落
ほとんどの方は「バントゥン」と呼ばれる地域から移住されてきた住民たちだ
だが実は彼らは好んでここへ移住したわけでは無い
レムチャバンは元々は、のどかなただの漁村であった
今日のように大型産業都市となった背景には、ここの住民の方のようにそれがために『移住を余儀なくされた』方がいらっしゃる事を忘れてはいけない
そんな地域は『バンムラン村』という地名
今でこそひっそりとした雰囲気の地域だが、なんとアユタヤ王朝時代の古文書の中に海辺の町バンムランとして記載があることが判明
このことからアユタヤ王朝がこの地域と関連があった事が示唆されている
またこの界隈にはアユタヤ王朝時に建立された寺院、ワットバンラムン、ワットナンセティ、ワットタークラダンなど多数が存在していることも、その説を立証させる根拠のひとつなのだとか
さらに、ここはかつてタクシン大王が行進した地域で随所に彼の痕跡を探ることも出来る
この遺跡の500m程先にあるワット・ナンセティもそのひとつ
タクシン大王が植えたとされる大樹を有するこのお寺さんは、しばし放棄状態にあったようだが民間企業によって修復されている
※ワット・ナンセティ内のタクシン王が植えたとされる200年樹木
実はワット・ナンセティはもうひとつ存在した
オリジナルの痕跡がなくなるまで変形し崩壊したもう一方は、民間企業にも修復されることなく放棄が続いてしまう
それがこの遺跡なのだと言う
それがこの遺跡なのだと言う
それを憂いたコーフォーコミュニティの住民たち
遺跡を司るタイ美術局への働きかけやネット配信等での修復費用の寄付の呼びかけなど、修復に向け一致団結をする動きを見せることになった
残念ながら現在(2021年9月)未だに史跡登録は承認されておらず、修復に向けての行政サポートは受けられていない
が、集まった寄付によりこれ以上の崩壊を防ぐべく、雨をよける屋根や崩壊防止等の簡易な手立てが施せるようになったと言う
200万THB(約700万円)ほど集まったらしいですよ
タイ人のお寺さんに対するお金の出しっぷりって超すごいですからね
(`・ω・´)
200万THB(約700万円)ほど集まったらしいですよ
タイ人のお寺さんに対するお金の出しっぷりって超すごいですからね
(`・ω・´)
住民は「ルアン・ポー・セティ教会」と呼ぶこの教会跡
レンガ造りの建物正面には入り口が一つあり、背面に出入口は存在しない
壁には両側に2つの窓があり、屋根の上部は切妻屋根形状
また、屋根を支える古い木の柱の跡が残っているがすべてではなく、いくつかは腐食により撤去されてしまったとの事
残っているのも今にも倒れそうね・・
大丈夫かしら?
(≡ω≡.)
中の仏像群も何気に古の雰囲気
結構綺麗に保たれているのは、やはりここのコミュニティーの方々の寺院への敬意のたまものだろう
ということで僕も参拝
きちんと三礼にてお参りしておきましたよ
(・∀・)つ
シラチャかパタヤ在住の方で週末おヒマでしたらたまには遺跡でもどうですか?
ただここは本当にどローカルコミュニティーのど真ん中にあります
路地からも見えない位置にあり、辿り着くまで超絶不安がよぎるロケーションなので複数で行かれた方がいいかもです~
(´ε`;)
残っているのも今にも倒れそうね・・
大丈夫かしら?
(≡ω≡.)
中の仏像群も何気に古の雰囲気
結構綺麗に保たれているのは、やはりここのコミュニティーの方々の寺院への敬意のたまものだろう
ということで僕も参拝
きちんと三礼にてお参りしておきましたよ
(・∀・)つ
シラチャかパタヤ在住の方で週末おヒマでしたらたまには遺跡でもどうですか?
ただここは本当にどローカルコミュニティーのど真ん中にあります
路地からも見えない位置にあり、辿り着くまで超絶不安がよぎるロケーションなので複数で行かれた方がいいかもです~
(´ε`;)
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TEMPLE DATA
โบสถ์ร้าง บางละมุง
参拝時間 : いつでも
参拝料金 : 無料
電話 : 誰もいません
H.P. : -
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