1000年以上も前の彫刻涅槃像



ラチャブリ県にあるカオグー・ロック公園

自然が織りなす雄大な景色を堪能出来るとあって人気の観光スポットだ

石灰岩が作り出す山の風景はまさに圧巻なのだが、その石灰岩は同時に数々の洞窟をも生み出している

この公園の周遊道にはそんな洞窟たちが数多く存在

今回はその中のひとつ

洞窟の壁に直で寝そべられる涅槃様がいらっっしゃる洞窟を訪ねてみる事にしよう

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このカオグー・ロック公園は大変広大な自然公園

入口がいくつかあるのだが、ど派手な壁直仏像がある入口より入った方が早くこの洞窟にたどり着ける


壁直仏像?
 (・_・?) 

なんのことか分からない方はこの写真でイメージを♡

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幹線道路より約300mほど入った右側に洞窟への入口有

実は多数洞窟があるので似たような入口がたくさん存在

違うルートを上がると違う洞窟へ辿り着いてしまうのでご注意

きちんと階段入口にある看板を確認して登って行こう


尚、この周遊道はそのまままっすぐ行けばもう一つの公園に入口に辿り着く

なのでそこまで行ってしまったら『通り過ぎた』という事になりますよ、奥さん
( ̄ー ̄)ニヤリ

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という事で元気に登って行こう!

段数にして約300段ほどの階段はアラフィフおっさんの身体にきつく圧し掛かる

やっぱり若くないなー

おまけに今はマスク必須なので呼吸困難も併発しますな

気をつけねば
(≡ω≡.)


しかし道中の景色はなかなかもの

流石自然公園、岩山の壮大さをがっつり感じますな

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さて上がった息を整えつつ洞窟に到着

ふう、疲れました
ε-(;-ω-`A) フゥ…


と大変な思いをして辿り着いた洞窟だが想像以上にものすごく小さい

入口よりわずが10数mで終了する狭さだ
( ;∀;)


先端には寂し気に仏さまが鎮座

結構きれいに整備されているので、誰かしらがキチンとお世話されているのだろう


きっと毎日この階段の登っておられるのね
これは大変だわ・・

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さて涅槃像

お分かりいただけるだろうか・・

僕も初めは上部にある装飾チックなものしか目に入らず、涅槃様のお姿には気づかなかった

基本的に事前調査をせずに訪問するタイプなので、この洞窟に彫刻がある事すら知らずに来ているのよね

なので正直気づいたときはなかなかの衝撃でしたよ

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いや、これは気づくでしょ


と写真をみると思うのだが、意外に気づかないもんなんですよ


この彫刻はかつて6~11世紀頃この界隈にあったドヴァーラヴァティー王国時に作成されたモノと推測されている

調査の結果インドにあるアジャンター石窟26号なる石仏に酷似しているのだとか

これまたよく気づきましたな
(`・ω・´)

これにより当時のインド仏教の影響をひも解ける貴重な遺跡と言えるのだそうな

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1000年以上も前に彫られた貴重な遺跡が、こんな誰もいない環境でひっそりと披露されてるなんて

日本ならまず近寄る事すら出来ない環境にするでしょうね


その点は太っ腹なのかいい加減なのか・・

どっちにしろアメージングタイランドであることには違いは無さそうです
.。゚+.(・∀・)゚+.゚








 


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TEMPLE DATA

Tham Fa Tho
ถ้ำฝาโถ

参拝時間 : いつでも
参拝料金 : 無料
電話   : 誰もいません
H.P.    : -




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