遷都直後の防衛は白き砦に託された



ラマ１世による治世の時代
現在の地に都を移した王朝は首都を守るべく１３からなる砦をチャオプラヤ川河口に建造した
そんな砦もその形を残しているのは２つのみ
そのうちの一つが今や疲れを癒したい観光客が集う公園のランドマークとしてその面影を残している

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かつては製糖工場だったこの場所はサンティンチャイプラカーン公園という
チャオプラヤ川の川沿いにあり夜にはライトアップされる小さな緑地公園だ
カオサン通りも近くにあることから散策疲れの観光客もくつろぎに訪れる憩いの場にもなっている

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公園からは緩やかな大河が拝める
北側にはラマ８世橋を望む事も出来壮大な風景が広がっている
また南側には船着き場もあるのでそこを利用する方もこの公園を訪れることになる

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公園自体が整備されたのは2000年と比較的新しい
そんな公園のシンボルとしてこの要塞は君臨している

全体的に白いスタッコ（化粧漆喰）が施されまばゆいばかりの純白の砦
緑に純白が映えるわ♡
基礎は八角形で高さ２ｍ直径４５ｍの石積み、上部は7角形のコンクリートの塔となっていたのだがラマ５世の時代に一度崩壊している

その後１９８１年に修復され現在の姿となったようだ

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流石要塞らしく大砲はそのまま設置されている
この大砲 実はタイでは気に掛けると至る所にお見受けするのだが本当に使われていたものなのかしら？
なんとなく後から加えた感がしてならない・・

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残念ながら中に入ることは出来ない
せめて２段目くらいまでは入れるようにしてほしいものだわ

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ここは仏教内において世界の中心とされる仮想の巨大山 スメール山 にちなんで名づけられている
この公園で意中のあの娘に告白すればまさに世界の中心で愛を叫ぶことになるであろう
（･∀･)つ


尚、ここでは告白に酒の勢いは借りられませんのであしからず・・

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