日本人には少々つらい泰麺鉄道建設の資料館 



カンチャナブリの観光と言えば第一に泰麺鉄道が上げられる

第2次大戦中にタイ(泰)とミャンマー(麺)の物資輸送の為に作られ、今でも稼働している鉄道だ

この鉄道は当時の日本軍によって作られたのだが、その建設方法はあまりにも悲惨な状況で世界中より『死の鉄道』と呼ばれている

ここはそんな鉄道建設に関する資料が展示されている博物館

我々日本人には少々つらい展示品が並ぶが、歴史を知るうえで是非訪れるべき博物館だと思う


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この JEATH と言うのは鉄道建設に携わった国の頭文字

J = JAPAN
E = ENGLAND 
A = AUSTRALIA
T = THAILAND
H = HOLLAND

この造語は死の鉄道にちなんで DEATH に準えている

当初本当に DEATH博物館にしようという案が出たそうだが、流石に多数の反対が出てとん挫したそうだ

そりゃそうでしょ
(≡ω≡.)

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さて正面には当時の鉄道車両

少々おかしな日本語フォントで紹介がされている

この車両が本当に当時走っていたと思うとなかなか灌漑深い

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この車輛に関してもっと詳しく知りたい鉄道マニアの方はこちらを
↓ ↓ ↓



外には当時争いで使われていたのか、飛行機とヘリコプターが

背景には戦場にかける橋の舞台となったクウェー川鉄橋が拝見できる

ここはインスタポイント
多くの観光客が写真を撮りまくっていた

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さて入り口には鉄道建設に携わったのであろう関係者の像が並んでいる

軍服にちょび髭、青白い顔で作成されているそれは、いかにも悪人の体で映る事だろう

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山下奉文、東条英機等戦争関係者の方々

説明書きがバックについているが読む気は無い

ただこの表情からするとあまりいい事は書いてないような気がする・・
(´・ω・`)

尚、この東条英機はA級戦犯として超有名

この泰麺鉄道建設においては物資も資材も食料も無い中、建設を強行させたと言う


工夫すれば何も無くても完成できる

工夫が無ければ2+2=4だが工夫をして2+2=80にせよ! 

という特殊な算術を用いた方でもある

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中には当時の残留品

当時の日本軍が所持していた武器類の展示

不謹慎だが日本刀はちょっぴりかっこいいな・・

当時は本当に腰に掲げていていたのだろう

やはり日本軍人には武士(もののふ)の心が根付いている

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周りには建設当時の写真

一部の写真では日本語で多少の状況説明されているのでわかりやすい

この膨大な写真からも当時の厳しい作業が垣間見える

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極めつけは本物の骸骨

建設で命を落とした方の遺骨だろう

その当時のままなのか土がついたままで妙に生々しい

この建設で数万人の作業者が亡くなっている

特にアジア系の方の多くは死んだあと、川へ投げ捨てられたか線路の路盤の中に埋められたという


枕木1本、死者1名
これが泰麺鉄道建設に対して揶揄された名言のひとつである

このご遺体も一旦は埋められてしまった方の一人なのかもしれない

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外の展示は劣悪な作業風景の再現

日本人らしき監督の監視のもと作業が進められている様子となっている

尚、全員裸なのは暑いからではない

当時の作業員は着るものはおろか、食べるものもはたまた居住区さえ、わずかにしか与えられなかったという

衣食住を全て奪われ働かされていたのだ

我々としては少々肩身が狭いがこれも史実
厳格に受け止めよう

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捕虜を連れてきた時であろう風景

となりにあるジープに乗った日本人がなかなかの憎たらしさ
見事な演出だ・・

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この鉄道は何度も破壊されては修復を繰り返してきた

連合軍の格好の標的となった鉄道なのだが、これが無いと作戦に支障が生じる為、修復を余儀なくされていたらしい

その為すぐ修復出来る様、作業員となる捕虜たちはこの陸橋の近くに寝泊まりさせられていた

それが仇となり鉄道が攻撃される度、居住区も被弾し被害者を増やしてしまったという

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基本的に日本軍の残虐な行為を後世に語り継ぎ、二度と同じことが起きないようにと願いが込められた施設なので、少々日本が悪人チックに描かれているもは致し方無いだろう

不快に思う方もいらっしゃるかもしれないが、こういうものに触れ二度と過ちを犯さない事を誓うのも立派な教育と言えるのかもしれない

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ここの博物館の背後に掲げられた言葉


『Forgive but not Forget』
 許そう しかし忘れない









泰麺鉄道に関してもっと知りたいです?
ではこちらを♡





SHOP DATA

JEATH戦争博物館
พิพิธภัณฑ์สงครามอักษะและเชลยศึก

営業時間 : 8:30-16:30
定休日  : 無休
電話   : 034 515 203
H.P.    : Jeath Museum






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