4隅に育った菩提樹により寺院の崩壊は免れた



詳しい文献は残っていないようなのだが、どうやら4~500年前の教会跡地と推測されている

その頃と言えばアユタヤ王朝が栄えていた時期であり、その後ビルマ軍との戦いに敗れ悲惨な末路を辿ることになるのは歴史の一環だ

王朝崩壊後大多数の寺院が数百年放棄されることとなり、自然崩壊の道を辿って行った

そんな中ここの寺院だけは偶然にも、母なる菩提樹が崩壊から護ってくださったのだという

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ここはアーントーン県と言うアユタヤ県の北に位置するバンコクより2時間程度の地域

アユタヤに近いことからアユタヤ王朝の名残の施設がちらほら点在する場所でもある

比較的整備された駐車場を持つこの遺跡は、アユタヤの放棄寺院と違いなかなかの集客を誇っているようだ
(・∀・)つ

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さてここの遺跡の名前は『ワット・サンクラターイ』
直訳すると『ウサギ寺』という意味になるらしい

ゆえに遺跡周辺には可愛らしいウサギのオブジェが並んでいるのであった


ただその他にはこの遺跡にウサギ要素は全く見当たらないのだが、外人の僕が口出しするのもおこがましいので黙っておこう
(´・ω・`)

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数百年前の建物に菩提樹が絡んでいる

このセンテンスだけで白飯3杯はイケそうなシチュエーション

これは絵になりますな

色々と整備され、遺跡前に露店が並ぶのもうなずけますよ
(´∀`*)

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偶然なのか元々日よけとして植えたのか分からないが、比較的見事に4隅に菩提樹が成長し遺跡の一部となっている

彼らの支えのおかげで現在でも多少のサポートで崩壊を免れているようだ

しかしこの風景はなかなかの神々しさだ
( ´∀`)つ

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ここは3つのブースに分かれていて、それぞれに仏様がいらっしゃる感じ


実はこの寺院にまだ僧侶がおられた数百年前、僧侶同士のいざこざが絶えず、その姿を毎度目の当りしていた住民たちは、嫌気が差しついにはここに参拝に来なくなったという

違う意味でも放棄されたこの寺院

そう考えると少し悲壮感を感じ取ることが出来そうだ・・
(≡ω≡.)

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隅の独立部屋にはルアンフォスック像

実はここには昔の仏像があったのだが、ご多分に漏れずビルマ軍に頭部を切断され無残な姿になっていた


それをこの辺の有志の方たちが現代の仏様へと蘇らせたのだという

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ではそろそろ少しぐるっとしてみましょうか




正面の部屋にはルアンポーシー

最近話題の緑の仏塔ワット・パクナムも悪くはないが、どちらかというとこのような真の古寺院の方がよっぽど映えるような気がする

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崩れないように足場でサポートされている傍らで、天然のサポートが垣間見れらる見応えのある遺跡

2時間なら今週末日帰りでも可能ですぞ
(*・ω・)ノ


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この古寺院+菩提樹の組み合わせは何気にインスタ映えするおすすめポイント

アーントーンのもうひとつのインスタ寺院
ワット・ムアン(世界最大の仏像)にお越しの際はぜひこちらも忘れずにお立ち寄りを
(*・ω・)ノ








興味がある方は似たようなこちらもどうぞ
まったく違う地域ですけどね。。






そして更なる雰囲気はこちらから♡






TEMPLE DATA

WAT SANGKRATAI
วัดสังกระต่าย

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参拝料金 : 無料
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