100年前そのままの姿はラヨーン県の旧市街に



バンコクより南へ約2時間走った場所にあるラヨーン県

きれいなビーチと美味しいフルーツが味わえる人気の観光地とも言える

中心地ラヨーン市は中央に皆さまお馴染み、スクンビット通りが貫きセントラルデパートなど近代的な商業施設も連なる繁華街となっている

そんな都市の真ん中にその世界を逆行するような、『昭和』な通りが存在する

ここはヨムジンダ通り
一歩入れば少年時代のあの時に戻れるかもしれない

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まあタイで昭和というのもおかしな話であるのは百も承知

が、
この単語ほどこの通りを的確に表す言語は、ご当地語であるタイ語にも存在しないのではないだろうか?
(`・ω・´)

という訳で古いもの大好きな僕が、この通りを通らない訳がない

という事で早速通過しに行ってみましょうか

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一応ここは観光地として整備されている

まだ物流の要が水路であった頃、この通りの際を流れるヤイ運河と共にこの通りはラヨーンの中心街であった

やがて水路が陸路に代わる共にこの通りも衰退、数々の木造家屋が姿を消すこととなる

歴史的建造物も含まれ後世に残したいと考えた周辺住民が『旧市街保護協会』を立ち上げ、この通りの復旧と保全活動を行っていると言う


この通りを紹介する看板は至るところに用意され、ここを通る方々にあふれんばかりの情報を提供されていた


では僕もこれに沿ってお遍路して行きましょうかね

地図には特徴的な建物と名物のグルメ店の紹介となっている

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建物にはナンバリングがされているので1から順に見て行きましょう
(*・ω・)ノ

地図で言えば西側からとなりますよ~



1 The Rice Mill Bunsirisamukoo


以前クワイティオという米粉麺を作る工場は、現在それを提供する食堂になっている

ボートヌードル形式で提供されているようで、店内はレトロ雰囲気でいい感じだ

こんな感じで点々とレトロ風景を楽しめるんですよ
(・∀・)つ

14-1 The Rice Mill Bunsirisamukoo
14-2 The Rice Mill Bunsirisamukoo
14-3 The Rice Mill Bunsirisamukoo



2 Bunsiri House


1931年に建てられたかつてのラヨーン県知事の邸宅
最初の所有者は、プーンブーンシリ知事だそう

と聞いてもピンときませんな・・

残念ながら本日は開放されておらず、見学出来ず・・
(´;ω;`)

15-1 Bunsiri House
15-2 Bunsiri House



3  The Old Goverment's Residence


元県知事の方が現在でも住まわれ管理している政府跡

アンティークな家具やおもちゃ、家電などが所せましと並ぶ博物館的な場所になっている

訪れてみると窓から人影

入れませんよ~となぜか中を見せてもらえませんでした
(´;ω;`)

16-1 The Old Goverment's Residence
16-2 The Old Goverment's Residence
16-3 The Old Goverment's Residence


調べてみたらここもどうやらレストランで17時開店のよう

開店前なので入れなかったのね
(´・ω・`)


4 Kee-Pong Building


1913年に建てられたラヨーン市で最も古い建物

最初の所有者はキポンセタンとスムリットさんという方の様

なかなかモダンな建物が最初だったのね

ただ皆さん
あくまでもラヨーン市で一番ですぞ

タイで一番ではないので勘違いなされぬよう
m(_ _ )m
17-1 Kee-Pong Building
17-2 Kee-Pong Building
17-3 Kee-Pong Building


5 Tien's Building


こっちは1917年に建てられたラヨーンの2番目の建物
一番目と二番目が存在するところに、相当この通りが昔の中心街であったと思われる

尚、ここはラヨーンで最初の銀行事務所なのだそう

18-1 Tien's Building18-2 Tien's Building
18-3 Tien's Building



6 Rayong Heritage Museum 


僕の中ではこの通り最大の見どころ

当初はここだけで一つの記事にしようと思っていたくらい、充実しているレトロ博物館だ

ラヨーン地区の昔の生活が蘇る、当時の生活用品や流行りのグッズが所せましと並んでいる

19-1 Rayong Heritage Museum
19-2 Rayong Heritage Museum
19-3 Rayong Heritage Museum


何気に古くて貴重なものもありそうなのですが、なぜか誰もいらっしゃらない

僕、展示品持ってちゃいますよ・・
このたまに感じる性善説は一体なんざましょ
(´・ω・`)


しかしこの手の雰囲気は毎度ながら何時間も見ていられる

流石に何時間も外人がここに立て籠もっていたら、誰かしら警戒にくるだろうな・・

20-1 Rayong Heritage Museum
20-2 Rayong Heritage Museum
20-3 Rayong Heritage Museum20-4 Rayong Heritage Museum


オープンは毎日9:00-18:00


7 Municipal Market


寂し気なフードコートが7番目
まあフードコートというか屋根付き屋台街

開けているお店はほんのちょっとだったのだが・・

21-1 Municipal Market
21-3 Municipal Market
21-2 Municipal Market


地元の方によるとここは以前一番賑やかな中央市場だったと言う

今のこの寂しさからは想像し難いですな
(≡ω≡.)


8 Ruby Godless Shrine


いきなり場違いにも見える中華寺院

でも一応ここが8番目の注目スポットに指定されている

しかしこの手の中華寺院は至る所で見かけますな
さすが華僑の影響が多分にある国

この辺も日本と大違いな一面なのね

22-1 Ruby Godless Shrine
22-2 Ruby Godless Shrine
22-3 Ruby Godless Shrine


9 Wooden Bridge Community


最後はめちゃくちゃお洒落なカフェ

こういったレトロ感カフェは最高に居心地よさげ

この日もファラン(西洋人)が遅めの朝食をお取りになられていた


くやしいが、かれらはやっぱりカフェには似合いますな
(´・ω・`)

ふん
カフェでなく『峠の茶屋』なら僕の方が似合うぜ
 ( ・`ー・´) + キリッ

23-1 Wooden Bridge Community
23-2 Wooden Bridge Community23-3 Wooden Bridge Community



Street Art


先鋭の画家さんたちが、この通りのどこかに壁絵を描いている
タイではこういった壁絵は多く、壁絵を紹介するフリーペーパーも存在するくらいだ


一種の文化なんでしょう
(・∀・)


色々あるようなので散策ついでに探してみたら面白いかも

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Restaurant


文化的なタイ料理やお菓子を中心に通りの各所に食堂あり

皆どこもマジで100年は経っていそうな風貌の持ち主

この辺もなんとなく昭和感があっていいですな

色々と食べ歩きなんかもしたら楽しいかも
(*・ω・)ノ

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A-1


レストランもナンバリングされているので、本当は全部回って見たいのですが、観光会社のサイトじゃあるまいし独りでは流石に限界
(≡ω≡.)

という訳で薄い内容ですがご容赦のほどを

しかしこの雰囲気は寄らずとも、通るだけでも面白いですよ


まとめ


100年市場と呼ばれるアーケード街はよくあれど、ここのように通りそのものが100年市場になっているところは結構珍しい

通るだけで昭和へタイムスリップ

貴女の懐古の念を駆りまくりますよ~
(・∀・)つ








Σ(・ω・ノ)ノ
昭和を懐古出来るのは、もはやアラフィフ世代以上だけでしたね・・







その他の写真はこちら
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