ラチャブリ市街南6kmドゥヴァラーヴァティー(Dvaravati)遺跡群
古代都市クブア(Khu Bua / คูบัว )
6~10世紀頃に栄えたドゥヴァラーヴァティー王国の主要都市のひとつで、バンコクより西へ100km程離れたラチャブリー県に存在しました
ドゥヴァラーヴァティーは現在のスパンブリ県からカンチャナブリ県、そしてここラチャブリー県あたりで栄えた国で、当時この界隈には似たような環濠都市が存在し互いに交流が行われていたと言います
都市があった場所には遺跡も点在
特に堀で囲まれた都市形状を指す『環濠都市(かんごうとし)』には堀跡沿いに遺跡が点在する傾向に
点在・・
これはもう『お遍路』する以外の選択肢が見当たりませんね
という事で今回も元気にお遍路に出発しましょう
レッツ――ヽ(@,,>∀<)ノ――ゴォォ♪
という事で環濠都市遺跡には必ず近くに『博物館』があるはず
遺跡からは出土品がつきものなのでそれを収蔵する施設は必ず作られるのよね
という事で探したらやっぱりありましたよ
ラチャブリー国立博物館
さてまずはここで情報収集しておきましょうかね
(・∀・)つ
博物館の詳細はこちら
重要なのは地図とおよその風景
そもそも遺跡がどこにあるか分かんないし、近くまで行っても隠れた位置にあったら見つけられない
そんな時は第一クブア人に写真見せて場所を聞かなきゃですから
やってることはダーツの旅風ですな
( ̄ー ̄)ニヤリ
さて資料は揃った
さっそくお遍路していこう!
─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
では簡単に改めてクブア遺跡とは
都市は南北軸に幅800m、長さ2kmほどの楕円形の堀で囲われていた環濠都市でした
1957年より発掘が開始され合計60もの関連遺跡が発見されます
ここより出土した石器や陶器、各種装飾品はインドの『グプタ文化』の影響をがっつり受けており、当時よりインドとの交流があった事を示唆しています
またその装飾技術は当時ではかなり高度なものであったことから、クブア都市は相当栄えた都市であったと結論付けられました
では発見され現存している遺跡を見ていきましょう!
地図上はいくつか番号が振られていますが、どうやらそのほとんどが都市開発に伴い消滅しています
残った遺跡はごくわずか
でも栄えある第一号は残っていたようですね
ただ結構草ぼうぼうの荒れ雰囲気
ほんのり放棄されてしまっているようですね
第一号ゆえにここにはクブア遺跡全体の地図が案内されています
荒れ過ぎてここで蜂に刺されましたよ
(´;ω;`)
蜂に刺されるなんて40年ぶりぐらい
皆様もお気を付けを
レンガ土台が残る遺跡
この上に何が建っていたかは説明がありますが読めませんね
.。゚+.(・∀・)゚+.゚
かなりひっそりと建っている遺跡
なかなかの悲壮感が漂っています
外壁をよく見ると装飾の跡があるので、ここが神殿的なモノであった事が示唆されます
その昔ここには仏像的なモノも並んでいたのかもしれません
土台はレンガで構成されており、一部のレンガは修復、交換されているようです
土台は崩壊の一途を辿っており、今でも崩れたままになっている個所があります
ここもまた軽い放棄感があるようです
この環濠都市遺跡群最大の遺跡となります
それのみならずバンコク2時間以内の環濠都市遺跡の中でもトップクラスの大きさです
他の遺跡はレンガで構成されていますが、ここは素材が違うラテライトというレンガで造られています
きれいに整備された遺跡でとなりにはワット・クロン・スワンナキリというアクティブ寺院が併設されています
この寺院にはここより出土した美術品数点が展示される小さな博物館があるのですが、昨今の謎のウイルスの影響で現在では見ることが出来ません
しかしこうして見てもかなり大きな遺跡です
(′∀`)
側面には柱の跡
ここが何かの神殿であったような気配がする装飾ですね
確かにこの窪みには当時仏像的なモノが配置されていたようです
その風景は国立博物館内でイメージすることが出来ます
階段から上には登れます
ただし非常に高い位置となり、身を守るものはご多分に漏れず一切ございません
遺跡を見に行って『無言の帰国』につながらぬ様お気を付けください
( ̄ー ̄)ニヤリ
クワイティオ屋さん奥に掛かる小さな橋を渡った場所にあります
この遺跡群の中で一番の分かりづらさです
遺跡自体は建物土台部分しか残っていないので見応えは薄いですが、そこまで辿り着くプロセスがトレジャーハンター感で面白い
看板を見つけた時の嬉しさは『タイ遺跡お編ラー』としての至極の瞬間なのですよ♡
.。゚+.(・∀・)゚+.゚
25番と同じ場所に存在します
案内看板がぼろぼろで見づらいですが、入り口手前が24番で奥が25番に割り振られています
ま
どっちでもいいんですがね
( ´_ゝ`)フーン
畑の真ん中にあり誰もいない遺跡
遠目で見るとかなり立派なのに残念ですね
レンガが積みあがった土台遺跡は、説明がありますが読めないので詳細は分かりません
.。゚+.(・∀・)゚+.゚
よく見ると一部に湾曲レンガが使用されており装飾感が出ております
また一部のレンガは修復され新しいものに入れ替わっているようです
雰囲気を損なうのでレンガのナンバリングは、見せないようにした方がいい気がしますね・・
(´ε`;)
24番の奥にありますが同じくほぼ土台のみの遺跡です
大きさからするとクブア遺跡最小のサイズとなります
L字型に土台が残っているので壁的な部分の土台と思われます
レンガの組み上げは他と同じパターンで、ここも一部崩壊レンガは組み直されているようです
奥にあるが故か少々放置されている感が出っちゃっています
いずれ草ぼうぼうになっちゃう気がしてなりませんね、ここ・・
(´・ω・`)
住宅街に溶け込むチェディーの跡です
周囲に案内看板が出てますので従って進めば辿り着けます
昔の地図上ではこの付近には他の遺跡もあったようなのですが、現在ではこの31番くらいしか残っていないようです
大きくて結構立派なのですが、看板は老朽化によりほとんど見えません
大きな土台は18番と同様のラテライト製レンガで構成されています
土台床部分のレンガも残っており、建物全体の当時の雰囲気が垣間見られます
ここにも土台部分にレンガの角を削って作ったと思われる湾曲部分があり、装飾が非常に凝った形になってます
形成した後に削ったのか、またはもとよりそのように模ったのか
ほんのちょっぴり気になりますね
(*・ω・)
裏手側の傾斜が緩やかなので上に登ろうと思えば登れますが、ここも上部に身を守る柵的なものは何もないので自己責任となります
落ちて泣き叫んでも誰もいませんのでご注意を
(((( ;゚д゚)))
修復の跡なのか後ろには放棄されたレンガの山
大切な文化遺産のはずなんですがね・・
如何にもタイらしいですね
(´ε`;)
さて最後の遺跡です
寺院の脇にひっそりと存在しています
道沿いにチェディーの台座だけが見える形となってます
ワット・ノーン・ケーソンというどこにでもあるお寺さんの隣です
道沿いから丸見えですが、残念ながらそこを紹介する看板たちは遺跡同様崩壊していて、ここが何かを解する術はありません
オレンジ色の土台は下部が崩れており四角い形状になっています
上部は崩れていて何も残っておりません
軽い放棄感漂う遺跡ではありますが、ここより出土した美術品は数多く国立博物館に貯蔵されている品の中でも多数を占めます
そもそも60以上あった遺跡の中で生き残っているところからして、それなりの価値ある遺跡とみて間違いないはずです
さてぐるっと回ってみた遺跡群
まあ通常全部回るのはよほどのマニアか、職業として歴史を研究されている方くらい
軽い興味しかない方は、この記事で一緒にお遍路して頂ければこれ幸いでございます
m(*_ _)m
ま
何らかの理由でラチャブリー来られ、超絶時間が空いてしまったら1,2か所回るくらいがちょうどいいでしょう
(*・ω・)ノ
いくつかの場所はGoogle Mapにも記載なし
という事でこの地図にてご確認を~
さてバンコク2時間以内の環濠都市遺跡はすべてお遍路済み!
ご興味のある歴史研究家の方は下記よりチェキラッ!
( ・`ー・´) + キリッ
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古代都市クブア(Khu Bua / คูบัว )
6~10世紀頃に栄えたドゥヴァラーヴァティー王国の主要都市のひとつで、バンコクより西へ100km程離れたラチャブリー県に存在しました
ドゥヴァラーヴァティーは現在のスパンブリ県からカンチャナブリ県、そしてここラチャブリー県あたりで栄えた国で、当時この界隈には似たような環濠都市が存在し互いに交流が行われていたと言います
都市があった場所には遺跡も点在
特に堀で囲まれた都市形状を指す『環濠都市(かんごうとし)』には堀跡沿いに遺跡が点在する傾向に
点在・・
これはもう『お遍路』する以外の選択肢が見当たりませんね
という事で今回も元気にお遍路に出発しましょう
レッツ――ヽ(@,,>∀<)ノ――ゴォォ♪
という事で環濠都市遺跡には必ず近くに『博物館』があるはず
遺跡からは出土品がつきものなのでそれを収蔵する施設は必ず作られるのよね
という事で探したらやっぱりありましたよ
ラチャブリー国立博物館
さてまずはここで情報収集しておきましょうかね
(・∀・)つ
博物館の詳細はこちら
重要なのは地図とおよその風景
そもそも遺跡がどこにあるか分かんないし、近くまで行っても隠れた位置にあったら見つけられない
そんな時は第一クブア人に写真見せて場所を聞かなきゃですから
やってることはダーツの旅風ですな
( ̄ー ̄)ニヤリ
さて資料は揃った
さっそくお遍路していこう!
─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
クブア遺跡 Kru Bua
では簡単に改めてクブア遺跡とは
都市は南北軸に幅800m、長さ2kmほどの楕円形の堀で囲われていた環濠都市でした
1957年より発掘が開始され合計60もの関連遺跡が発見されます
ここより出土した石器や陶器、各種装飾品はインドの『グプタ文化』の影響をがっつり受けており、当時よりインドとの交流があった事を示唆しています
またその装飾技術は当時ではかなり高度なものであったことから、クブア都市は相当栄えた都市であったと結論付けられました
では発見され現存している遺跡を見ていきましょう!
No.1 KHOK NAI YAI
地図上はいくつか番号が振られていますが、どうやらそのほとんどが都市開発に伴い消滅しています
残った遺跡はごくわずか
でも栄えある第一号は残っていたようですね
ただ結構草ぼうぼうの荒れ雰囲気
ほんのり放棄されてしまっているようですね
第一号ゆえにここにはクブア遺跡全体の地図が案内されています
荒れ過ぎてここで蜂に刺されましたよ
(´;ω;`)
蜂に刺されるなんて40年ぶりぐらい
皆様もお気を付けを
No.8 WAT KHUBUA
レンガ土台が残る遺跡
この上に何が建っていたかは説明がありますが読めませんね
.。゚+.(・∀・)゚+.゚
かなりひっそりと建っている遺跡
なかなかの悲壮感が漂っています
外壁をよく見ると装飾の跡があるので、ここが神殿的なモノであった事が示唆されます
その昔ここには仏像的なモノも並んでいたのかもしれません
土台はレンガで構成されており、一部のレンガは修復、交換されているようです
土台は崩壊の一途を辿っており、今でも崩れたままになっている個所があります
ここもまた軽い放棄感があるようです
No.18 WAT KHLONG
この環濠都市遺跡群最大の遺跡となります
それのみならずバンコク2時間以内の環濠都市遺跡の中でもトップクラスの大きさです
他の遺跡はレンガで構成されていますが、ここは素材が違うラテライトというレンガで造られています
きれいに整備された遺跡でとなりにはワット・クロン・スワンナキリというアクティブ寺院が併設されています
この寺院にはここより出土した美術品数点が展示される小さな博物館があるのですが、昨今の謎のウイルスの影響で現在では見ることが出来ません
しかしこうして見てもかなり大きな遺跡です
(′∀`)
側面には柱の跡
ここが何かの神殿であったような気配がする装飾ですね
確かにこの窪みには当時仏像的なモノが配置されていたようです
その風景は国立博物館内でイメージすることが出来ます
階段から上には登れます
ただし非常に高い位置となり、身を守るものはご多分に漏れず一切ございません
遺跡を見に行って『無言の帰国』につながらぬ様お気を付けください
( ̄ー ̄)ニヤリ
No.24
クワイティオ屋さん奥に掛かる小さな橋を渡った場所にあります
この遺跡群の中で一番の分かりづらさです
遺跡自体は建物土台部分しか残っていないので見応えは薄いですが、そこまで辿り着くプロセスがトレジャーハンター感で面白い
看板を見つけた時の嬉しさは『タイ遺跡お編ラー』としての至極の瞬間なのですよ♡
.。゚+.(・∀・)゚+.゚
25番と同じ場所に存在します
案内看板がぼろぼろで見づらいですが、入り口手前が24番で奥が25番に割り振られています
ま
どっちでもいいんですがね
( ´_ゝ`)フーン
畑の真ん中にあり誰もいない遺跡
遠目で見るとかなり立派なのに残念ですね
レンガが積みあがった土台遺跡は、説明がありますが読めないので詳細は分かりません
.。゚+.(・∀・)゚+.゚
よく見ると一部に湾曲レンガが使用されており装飾感が出ております
また一部のレンガは修復され新しいものに入れ替わっているようです
雰囲気を損なうのでレンガのナンバリングは、見せないようにした方がいい気がしますね・・
(´ε`;)
No.25
24番の奥にありますが同じくほぼ土台のみの遺跡です大きさからするとクブア遺跡最小のサイズとなります
L字型に土台が残っているので壁的な部分の土台と思われます
レンガの組み上げは他と同じパターンで、ここも一部崩壊レンガは組み直されているようです
奥にあるが故か少々放置されている感が出っちゃっています
いずれ草ぼうぼうになっちゃう気がしてなりませんね、ここ・・
(´・ω・`)
No.31 KHOK VIHARA
住宅街に溶け込むチェディーの跡です周囲に案内看板が出てますので従って進めば辿り着けます
昔の地図上ではこの付近には他の遺跡もあったようなのですが、現在ではこの31番くらいしか残っていないようです
大きくて結構立派なのですが、看板は老朽化によりほとんど見えません
大きな土台は18番と同様のラテライト製レンガで構成されています
土台床部分のレンガも残っており、建物全体の当時の雰囲気が垣間見られます
ここにも土台部分にレンガの角を削って作ったと思われる湾曲部分があり、装飾が非常に凝った形になってます
形成した後に削ったのか、またはもとよりそのように模ったのか
ほんのちょっぴり気になりますね
(*・ω・)
裏手側の傾斜が緩やかなので上に登ろうと思えば登れますが、ここも上部に身を守る柵的なものは何もないので自己責任となります
落ちて泣き叫んでも誰もいませんのでご注意を
(((( ;゚д゚)))
修復の跡なのか後ろには放棄されたレンガの山
大切な文化遺産のはずなんですがね・・
如何にもタイらしいですね
(´ε`;)
No.44 KHOK NAI PHAT
さて最後の遺跡です
寺院の脇にひっそりと存在しています
道沿いにチェディーの台座だけが見える形となってます
ワット・ノーン・ケーソンというどこにでもあるお寺さんの隣です
道沿いから丸見えですが、残念ながらそこを紹介する看板たちは遺跡同様崩壊していて、ここが何かを解する術はありません
オレンジ色の土台は下部が崩れており四角い形状になっています
上部は崩れていて何も残っておりません
軽い放棄感漂う遺跡ではありますが、ここより出土した美術品は数多く国立博物館に貯蔵されている品の中でも多数を占めます
そもそも60以上あった遺跡の中で生き残っているところからして、それなりの価値ある遺跡とみて間違いないはずです
まとめ
さてぐるっと回ってみた遺跡群まあ通常全部回るのはよほどのマニアか、職業として歴史を研究されている方くらい
軽い興味しかない方は、この記事で一緒にお遍路して頂ければこれ幸いでございます
m(*_ _)m
ま
何らかの理由でラチャブリー来られ、超絶時間が空いてしまったら1,2か所回るくらいがちょうどいいでしょう
(*・ω・)ノ
いくつかの場所はGoogle Mapにも記載なし
という事でこの地図にてご確認を~
さてバンコク2時間以内の環濠都市遺跡はすべてお遍路済み!
ご興味のある歴史研究家の方は下記よりチェキラッ!
( ・`ー・´) + キリッ
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