ラックムアン หลักเมืองをお遍路しよう!



ラックムアン หลักเมือง

タイの県庁所在地や主要都市で見られる『柱』や『神々』になります

チャオポー・ラックムアン เจ้าพ่อหลักเมืองという土地の神様を祀るもので、通常サーンチャオ ศาลเจ้าと呼ばれる社の中に建っています

重要な都市を作る際に建立される風習で、始まりはラーマ1世がトンブリから今のワット・プラケオのあたりへ遷都した時が始まりと言われています

都市の最初に建立される場合が多いため、その社は一線を画す豪華な場所が多くどの都市もなかなかの見応え

また中華風の文化を取り入れている都市もあり、その土地土地で多様なスタイルを見る事が出来ます


”多様なスタイル”は僕に制覇される宿命を負います
という訳で今回も『バンコク半径2時間制覇シリーズ』

バンコク半径2時間以内のすべてのラックムアンを制覇してみましたので、順にご紹介していきましょう!

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さてバンコク周辺は前回紹介し終わったところで、今回はバンコクより東の部分

6県にそれぞれ存在するラック・ムアンをお遍路して行きますよ

もちろんどこもバンコクより車で2時間圏内


それでは行ってみましょう!
(´∀`○)イッテミヨーーー!! 






 07 チャチュンサオ県


入口と出口は4方向に出入り口がある構造は他のラックムアンと同じです

純白の神社はとても美しくこれぞラックムアンと言う感じですね

ただ残念なのは奥まって位置にあるので幹線道路からはちょっと見づらい事です

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1999年に当時の州知事の提案で新しく建て替えられ、竣工時にはプミポン国王も訪れたそうです

ここの柱は2本

1つは、1834年に建てられた旧市街の柱でラーマ3世の治世時代

もう1つの柱は、1895年ラーマ5世の治世時代に建てられた現在の都市の柱です

旧市街の古い方はマカの木で作られていたのが腐食し、漆塗りと金メッキで修復されています

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当時ベトナムや中国の脅威にさらされていたタイ

ここの脇を流れる大河バンパコン側は攻撃の対象となっており防衛の要でした

その為ここに要塞を作るとともに安全祈願の為、ラックムアンを同時に建てたのが始まりです




 08 チョンブリ県


アユタヤ王朝後期頃の年代に建立されたとされるラックムアン

住宅地の中にひっそりとある中華風の神社様式となっています

その歴史の古さから県の古代美術遺跡に指定されているようです

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一見するだけではラックムアンの社には見えませんが、歴としたラックムアンです

こういった中華様式のラックムアンとしては、サムットプラカーン県なんかもそんな感じでしたね

本当に住宅地の中にぽつんと存在し、そんなに大きくもないのでちょっぴり寂しい感じは否めませんね

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 09 ラヨーン県


これが位置する場所はラヨーン県にとってかなり神聖な場所で、もともとはモンクット王(ラーマ4世)の治世時代1895年に建てられていました

ラヨーン市の中心街の真ん中に存在しています

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当時は木造の神社であったようです

が、1943年に老朽化により柱は崩壊

その後1991年木造神社もコンクリートへと建て替えられ、共に新しい柱も建てられました

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柱は金色を施されたチーク材

神社はタイ風の建築様式となっています

また隣には中国様式の神社も併設されています

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 10 プラチンブリ県


1867年ラマ4世治世の時代にプラチンブリのラックムアンは一度建てられました

同時にラマ4世はここプラチンブリに砦を構築し、バンパコン川よりの敵の侵入に備えたと言います

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砦の完成は国王変わってラマ5世治世の時代

その際に当初のラックムアンより移動し、当時のプラチンブリ州警察署の近くに建て替えられました

その頃よりラックムアンは県のランドマークとなり、人々の崇拝を集めました

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その後、堅調は何度か移設され同時に旧市街のラックムアンの社も時間の経過とともに劣化していきます

その為1971年ラマ9世治世時代に再びラックムアンの社は建て替えられました

それが現在この地のラックムアンに継承されているのです

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 11 ナコンナヨック県


ここのラックムアンは何度も修復・改装を繰り返しています

100年以上前から建立されていたラックムアンは長さ1mの木製で、柱の端は蓮のつぼみの形に彫られていました

1910年の後半政府により老朽化が深刻化していたラックムアンの修復を指示され、占いにより赤系統の神社に祀るよう決定されます

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ナコンナヨックの優雅さを表現するにはラックムアンは1本では足りない!

として元々あった『サザンシティーピラー』と呼ばれる一本の隣に『ノーザンシティピーラー』とされる少し長い柱が建てられました

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神社はタイ風の四角いパビリオンとして建てられ、全4方向に出入口があり切り妻は大変美しく装飾されています

周辺には動物の像で埋め尽くされ参拝者が多数いる事を示唆しています

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 12 サラブリ県


タイ風の四角い神社の中にあるラックムアン
2本の柱が立っていますが1本は古のタキアン製で崩壊が進んでいます

崩壊した古い柱はそのままガラスケースで保存されている珍しいケースです

その後その隣にチャイヤプルーク製の新しい柱が建てられました

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1976年3月7日15:30に立てられたこの新しいラックムアンは、なんと現国王ラマ10世が皇太子時代に立てたものになります

またサラブリの都市を護る3人の守護神がお見えになります

左から
『プラスエアムアン』土地の水の神で富をもたらします

『プラソンムアン』、敵の侵入も防ぎ平和をもたらします守護神です

『プラカンチャイシリ』罪人を裁き冥界送りにする神で争いをなくします

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 00 まとめ


件を代表するラックムアンは土地土地に特徴があり非常に興味深い物

『街の発展の為、柱を建てる』

という発想がそもそも面白いですね


そういえば僕の会社の業績も最近今一つ

社内に柱でも建てて発展を祈れば少しは回復するかしら・・?
(。-∀-) ニヒ




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