とても大きく美しい仏塔はお寺の奥にひっそりと



ここは同名のアクティブ寺院の中に存在する廃墟寺院

アクティブ寺院とはそこにお坊様的な方が常駐し、修行をされていらっしゃるお寺さんの事

アクティブ寺院自体はどこにでもある雰囲気の小さなお寺さんなのだが、そこより奥に映る仏塔は放棄寺院シリーズの中でも屈指の巨大さで、且つ大変美しい塔となっている

ここはアユタヤ島を周回するウートン通り沿いに当たるのだが、先のアクティブ寺院が先行するので、残念ながら通りからはこの美塔は見えづらい位置になってしまっている

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見づらけば 見やすくしよう ホトトギス


という訳でいつものように記事にするためアユタヤへ出発

放棄寺院は現在でも放棄されている感が満載で、基本的に誰もいらっしゃらない

”蜜” になりづらいこの環境は、現在の世の中にうってつけの訪問先と言えよう
(・∀・)つ

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ワットヤンセンのメインチェディは、角形装飾が非常に美しい形になっている

1557年から1657年頃の中央アユタヤ時代に建てられたと推測されており、2回ほど修復された記述が残っていると言う


文献では1451年と1458年の2回

1回目はブロンズ仏像が、2回目は古代の陶器や道具が発見されるなど、修復のたびにお宝発見につながる寺院であったという

3回目も何か出て来るかしら?

・・というか3回目の修復予定などあるのかしら?
 (・_・?) 


ちなみにこの修復過程により現在の装飾につながっていったのだとか

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この寺院自体の建立はアユタヤ王朝初期の1377年頃とされ、当時はワット・ヤヌセンとして知られていた


1387年にWisungKham Sima(วิสุงคามสีมา) という寺院の称号を与えられる

これはいくつかの条件を満たした寺院に送られるものの様で、王室も絡む寺院にとってはステータスともいえる称号なのだとか

何気にすごいお寺さんだったのね
今は放棄されちゃってますけど・・


メインチェディを取り巻くチェディは全部で5塔

一部は崩れてしまっているが、メインチェディ―を引き立たせる味のある塔が残っている


しっかしと説明看板が付いていますよ

他と違いしっかりと読める看板に放棄感は薄れますな


いや、失礼
読める・・ではなく、文字が見えるですな
( ・`ー・´) + キリッ

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アユタヤ美術部は国定史跡の1つとしてワット・ヤンセンを指定、さらに1991年12月13日に世界遺産に登録された

奥まって誰も気づかない遺跡なのに結構すごい遺跡なのね
(・∀・)つ


という訳で階段があるので世界遺産に登ってみよう

ほんのり草ぼうぼう感が漂い放棄され具合がアップしている気がするが、その点を気にしないことはもはや暗黙の了解


遺跡がありすぎるアユタヤ市

全てに構ってなどいられないんでしょうね
( ;∀;)

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一緒に上から見てみましょ


尚、階段は最上階までつながってはいるが、類まれなる急角度

入れるところ、下れるところ、登れるところは全て行く

のがこのブログのモットー


が、
この急階段は『登れないところ』でございます

命あっての独歩ですから・・
(;・∀・)

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この奥は普通の住宅街

こんな場所にこんな素敵な場所があるのがアユタヤの面白い所

放棄寺院はまさに街に溶け込む形で存在し、まだまだアユタヤの片隅で僕を待っている


さて通算50を超えているこのシリーズ

たぶん100まで行くような気がしますよ・・
(´ε`;)










★『放棄された廃墟寺院シリーズ』は絶賛更新中!★
アユタヤに行かれる予定のある方は是非チェックを!!
( ・`ー・´) + キリッ





その他&すべての写真はこちらより
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TEMPLE DATA

WAT YANNASEN
วัดญาณเสน

参拝時間 : 気の向くままに
参拝料金 : 無料
電話   : 誰もいません
H.P.    : -




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