かかしバンコク独歩～バンコク半径2時間の旅～ : 【第一級王室寺院】壮大で美しい純白の仏塔ワット・プラシー・マハタート @ バーンケーン

民主主義を記念し建立された第一級王室寺院

第一級王室寺院

王族が自ら建立した寺院であり、タイにある３５，０００もの寺院の中での最高級格付け

タイ全土に１０寺しかなく、代表的な所で黄金の涅槃像ワットポーや暁の寺ワットアルンなどがあげられる

そんなビッグネームの陰にこの寺院は比較的地味な存在であったのだが、昨今ＢＴＳ（都市鉄道）がこの寺院の前まで延線した事で、一気に注目度が上がってきたと言う

注目度が上がった場所は注目しないと気が済まない
（・`ー・´） + ｷﾘｯ

超絶ミーハー人として早速向かってみる事にしよう！

さてここの寺院の正式名称は

ワットプラシーマハタートウォラマハーウィハーン
วัดพระศรีมหาธาตุวรมหาวิหาร

マハタートとは仏舎利（釈迦の遺灰）のことで、この名の付く寺院には仏舎利が奉納されているという事

有名なところではアユタヤにある、仏頭が木の根に絡まっちゃっている遺跡が同じ名前ですな
（･∀･)つ

またウォラマハーウィハーンは第一級王室寺院の中での階級

第一級ラーチャウォラマハーウィハーン

第一級ラーチャウォラウィハーン

第一級ウォラマハーウィハーン

と第一級王室寺院の中でも３階級あったりするんだとか

ややこしいっすね
(´ε｀；)

この寺院はものすごく広く、寺院と言うよりよもや公園のような雰囲気を醸し出している

タイ人にとってはお寺さんはよもやコミュニティーの場

はなから公園と言っても過言では無いんでしょうな

休日のノンビリとしたひと時がここには流れている

時間に追われ働くだけが人生じゃないのね
(。-｀ω´-)ｳﾝｳﾝ

1932年6月24日に勃発した立憲革命はタイを絶対君主制（王様がすべての実権を持つ政治）から立憲君主制（王様の権限が制限される政治）へと変貌させた

そのことを記念し建立されたのがこの寺院

1940年に建設が開始され42年に完成し、民主主義を意味するワット・プラチャーティッパタイ（วรประชาธิปไตย）と名付けられた

３８ｍの高さの白いチェディー（仏塔）が何とも印象的なこの寺院

尚、このチェディーはスリマハタートチェディー（เจดีย์ศรีมหาธาตุ）と呼ばれているのだそうな

さすが王室寺院の風格ですな
(￣ー￣)ﾆﾔﾘ

チェディーの周りには仏像群

この回廊は土足禁止なので靴を脱いで参拝

八百万の神々が降臨してますな

こりゃ参拝にも熱が入りますよ
（･∀･)つ

この地にこの『民主主義寺院』が建てられたのは、ここがかつて立憲革命における政府と反乱軍（人民党）との争いの舞台のひとつであったから

実際にはこの革命は無血革命として語り継がれているので、ここで戦争が起こったわけでは無いという

このように日々穏やかに信仰をしていれば、誰も傷つくことなく物事は進んで行く事でしょうね

さて僕もここで物静かに瞑想して、『仏のかかし』にでもなるとしましょうかね
(｡-∀-) ﾆﾋ

後にしてこの寺院はインド政府より仏舎利の授与を受ける事になる

それにちなんで寺院の名も現在のワット・プラシーマハータートに変更された

その仏舎利は白塔の中にある黄金の塔に奉納されている

チェディーの中にもチェディーがあったのね

にしても黄金のチェディーはいつ見ても神々しい♡

この大小チェディーの間には幅２．５ｍの回廊

皆ここでも静かに瞑想にふけっていた

が、猫ちゃんは瞳ギンギン

なぜかやたら猫が多いのよね、このチェディー

猫カフェならぬ猫寺かしら
(´ε｀；)

鉄道のおかげでだいぶアクセスもしやすくなったこの寺院

ですが王室寺院なんて普段気にも留める事は無いでしょうからね

スクンビット界隈より約20分程度

たまには厳かにお寺巡りなんぞ如何です？
(￣ー￣)ﾆﾔﾘ

ついでに他の王室寺院も覗いちゃいます？？

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