130年前の西洋式印刷所跡



サイアムプラデシュ印刷所

タイで最も歴史のある印刷会社で、当時より最先端の印刷技術を要していた印刷工場

その技術は高く買われ教科書、法書、公式書など政府絡みの要書に使用されるほど信頼度も厚かったという

その最先端印刷工場であったこの建物は、なんと約130年前の1895年ラーマ5世治政時代に建立された

当時としては大変珍しい西洋式の装飾が取り入れられたここは、現在ではその主たる役目こそ終えているがその美しさは今なお残し続けている

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かつてこの工場では70~80人は働いていたとされ、印刷に関する様々な会社の方々が出入りしていた

その為ここには印刷所の機能のみならず書店やカフェ、コミュニティーセンター等の娯楽施設も完備され一つの街のようにもなっていたという

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当時の工場の様子
出展:https://readthecloud.co/craftsman-at-bamrungmueng-pop-up-cafe/



その後タイ政府が独自の出版社を立ち上げたことから政府系の製本作業は激減

そのあおりを受け1961年にこの印刷所は閉鎖されることとなる


尚、印刷所が移転しただけで会社がつぶれちゃったわけではないようなのでご安心を
(・∀・)

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建物の建築様式は、古典建築とビクトリア朝建築の間の折衷的な様式であるとされる

モルタル、れんが造りの建物で鋼と木が混ざった耐力壁構造となっている

寄棟屋根 凧型のセメントタイル

当時の工法で大きな丸太で出来た木の杭の上に建てられたと考えられているようだ


なんて言ってもなんのこっちゃ分かんないっすよね

ま、平たく言えば洋風スタイルっていうことのようです
*_ _)ペコリ

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装飾デザインはヨーロッパの建築家により、装飾は中国人職人が手作りで行ったとされている

しかし通常この手の装飾は予算的に相当かかるものなので、当時はそれなりに高貴な場所にしか施されていなかったという


流石政府系ご用達の印刷所

それなりの格式にこだわったんでしょうね
(・∀・)つ

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そんな名残なのかかつての印刷サンプルが少々展示

・・にしてもものすごく雰囲気のある空間だこと

こんなインスタお洒落空間にいつものごとくアラフィフおっさん独り


浮きまくって仕方ないですな
( ;∀;)

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この建物の現オーナーは Rajanakarn Property 株式会社

彼らはこの地域と印刷工場を2022年後半にここをホテル・レストラン・ギャラリー・アート会場などにする再開発を計画している

まずその手初めとしてなのか Craftsman Roastery が先陣を切ってここを改修、カフェをオープンさせたのだとか

だがそれも計画が本格化するまでの期間限定との事


僕が訪れたのは2022年2月26日

いつ閉まるかは良く分かりませんが、気になった方はお早目にですね
( ̄ー ̄)ニヤリ

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まあ
急いでいかなくともこの雰囲気は残しながら再開発されるはずなので、新しく生まれ変わってから行ってもいいかも


・・( ´_ゝ`)フッ
ま、タイなんでそれもいつになるかは分かりませんがね











もっと雰囲気を味わいたい方はこちらより
↓ ↓ ↓

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SHOP DATA

Craftman at Bam Rung Mueng

営業時間 : 7:30-18:00 (金-日 -22:00)
定休日  : 無休
電話   : 
H.P.    :




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