日本人街になる前のシラチャを駆け巡った鉄道
日本人街シーラチャ
日本以外における日本人人口密度が世界一と呼ばれるこの街に、タイの江の島と呼ばれる島があるのをご存じだろうか?
シラチャ在住の方なら知らないはずがないこの島はロイ島と言われ、実はその昔ここは港としての機能も充実していたという
かつては遠方の州が欲しがるほどの高品質な材木の生産地でもあったシーラチャ市
採れた材木はこのロイ島よりタイランド湾経由で各地へ輸送されていた
その輸送を担う手段として現在では車が走る桟橋の上には、その昔鉄道が通っていたのだという
スリマハラジャ社
1900年にここシラチャに製材所を作った会社であり、 1905年にはその材木を運ぶための簡易鉄道を作り始めた
Facebook : ประวัติศาสตร์ชาติไทยและข่าวสาร
月に700本ほどの材木を生産し、木製合板による木製家具まで手が掛けていたこの会社であるが、60年代になるといくつかの事業失敗で経営は下降気味となる
ほどなくして長年使用し嵐が来る度に修復していたこの運搬鉄道も、修復予算が底をつくことで使用不可に
そのまま放棄されてしまったという
スリマハラジャ社木材倉庫
引用:https://www.konruksriracha.in.th/15418576/
現在はすべて撤去され線路の残骸はどこの街にも残ってはいない
だがその車両は今なおシラチャの街に点在し静態保存されている
という事で点在するものはお遍路確定!
前置きが長くなりましたが、早速保存車両見学の旅に出かけましょう!
それではレッツゴー!
(/´>▽<)o レッツゴー♪
朝市場の時計台の前にある公園内にぽつんと存在しています
その背景を知らなければ
『なんでこんな所に機関車が・・?』
と100人中120人が考える状況でおかれていますね
ちなみに僕も120人のうちの一人っす
( ̄ー ̄)ニヤリ
銘板からすると機体は1952年製HENSCHEL社 22402
ドイツ有数の機械メーカーで戦車マニアなら失禁するあのタイガー戦車を作った会社です
その昔日本でもこのメーカーの機関車が走っていたそうですよ
ロイ島桟橋入口にある海辺に広がる公園の横にあります
0Kcalというなんともヘルシーな名前のカフェの前ですね
この車体は目立つので見たことある方もいらっしゃるのではないでしょうか
(・∀・)つ
どこかの誰かが個人保有している車体でしょうかね?
気まぐれで塗装が施されるようで気が付くと色が変わっていることがあります
尚、ここの公園のスラサックモントリーと言う名前は、ラーマ5世治世における農務省長官 のちにチョンブリ知事を受けシラチャを区として発展させた人物
スリマハラジャ社に森林伐採権を与えた方でもあるらしいですよ
これでつながりましたね
(。-∀-) ニヒ
ちょっぴり飛びますがタイにおける日産の代理店、サイアムモータースが管理する公園の中にあります
サイアムカントリーといったゴルフ場の隣と言った方が分かりやすいですかね
ここにはもっと大きな機関車が展示されているので、サイアムモーター社の方に鉄っちゃんがいらっしゃるんでしょうかね
(。-∀-) ニヒ
そもそも人けの少ない公園ゆえにぽつんと度合いは他の追随を許しませんね
また何も知らなければただの遊具ですね
(´ε`;)
これがその昔大きな材木を運んでいたと知ったら、子供たちの目もらんらんと光るのかしら?
もっと大きな機関車♡
最後はもっと離れた位置にあるお寺さんの中
多分当時この辺まで線路が走っていたんでしょうかね
礼拝堂の横にぽつんとある機関車は、見ようによってはちょっぴり異様な光景
まあその隣になぜかヘリコプターまであるんで、乗り物マニアの住職がいるんだろう程度の認識でしょうかね
(;^_^A
1928年 Orenstein & Koppel社製のこの車体
他の3台と比較すると保存状態がよく部品なども残っています
また車体の横には『僕昔は活躍したのに今はここで眠っているんだ』的な詩が書かれているみたい
隣の小学校でもクローズアップしているようなので、やはりこの街全体で鉄道の歴史を共有しているのかもしれません
街角ぽつんと車両もひも解いてみると頑張った歴史が存在しているものなんですね
かつて日本でもこのような軽便鉄道(小型の車両を用いた簡易鉄道)が至る所に張り巡らされていたと聞きます
タイには他にもあるかしら?
またどこかでぽつんと車両を見かけたら、いろいろと調べてみるとでもしましょうかね
(。-∀-) ニヒ
ここまでお読みいただいた鉄様には、ついでにタイ初の電動鉄道のお話でも♡
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日本人街シーラチャ
日本以外における日本人人口密度が世界一と呼ばれるこの街に、タイの江の島と呼ばれる島があるのをご存じだろうか?
シラチャ在住の方なら知らないはずがないこの島はロイ島と言われ、実はその昔ここは港としての機能も充実していたという
かつては遠方の州が欲しがるほどの高品質な材木の生産地でもあったシーラチャ市
採れた材木はこのロイ島よりタイランド湾経由で各地へ輸送されていた
その輸送を担う手段として現在では車が走る桟橋の上には、その昔鉄道が通っていたのだという
スリマハラジャ社
1900年にここシラチャに製材所を作った会社であり、 1905年にはその材木を運ぶための簡易鉄道を作り始めた
当時ルートは徐々に拡張され最終的にはお隣のラヨーン県プルアックデーン地区を含む全長は約51.775kmの線路網に
また合計7つの駅を有していた
ロイ島へ向かう軽便列車
引用:https://www.facebook.com/profile.php?id=100044419990115また合計7つの駅を有していた
ロイ島へ向かう軽便列車
Facebook : ประวัติศาสตร์ชาติไทยและข่าวสาร
月に700本ほどの材木を生産し、木製合板による木製家具まで手が掛けていたこの会社であるが、60年代になるといくつかの事業失敗で経営は下降気味となる
ほどなくして長年使用し嵐が来る度に修復していたこの運搬鉄道も、修復予算が底をつくことで使用不可に
そのまま放棄されてしまったという
スリマハラジャ社木材倉庫
引用:https://www.konruksriracha.in.th/15418576/
現在はすべて撤去され線路の残骸はどこの街にも残ってはいない
だがその車両は今なおシラチャの街に点在し静態保存されている
という事で点在するものはお遍路確定!
前置きが長くなりましたが、早速保存車両見学の旅に出かけましょう!
それではレッツゴー!
(/´>▽<)o レッツゴー♪
シラチャ市立公園
朝市場の時計台の前にある公園内にぽつんと存在しています
その背景を知らなければ
『なんでこんな所に機関車が・・?』
と100人中120人が考える状況でおかれていますね
ちなみに僕も120人のうちの一人っす
( ̄ー ̄)ニヤリ
銘板からすると機体は1952年製HENSCHEL社 22402
ドイツ有数の機械メーカーで戦車マニアなら失禁するあのタイガー戦車を作った会社です
その昔日本でもこのメーカーの機関車が走っていたそうですよ
スラサックモントリー公共公園横
ロイ島桟橋入口にある海辺に広がる公園の横にあります
0Kcalというなんともヘルシーな名前のカフェの前ですね
この車体は目立つので見たことある方もいらっしゃるのではないでしょうか
(・∀・)つ
どこかの誰かが個人保有している車体でしょうかね?
気まぐれで塗装が施されるようで気が付くと色が変わっていることがあります
尚、ここの公園のスラサックモントリーと言う名前は、ラーマ5世治世における農務省長官 のちにチョンブリ知事を受けシラチャを区として発展させた人物
スリマハラジャ社に森林伐採権を与えた方でもあるらしいですよ
これでつながりましたね
(。-∀-) ニヒ
サイアムモーターズ公園
ちょっぴり飛びますがタイにおける日産の代理店、サイアムモータースが管理する公園の中にあります
サイアムカントリーといったゴルフ場の隣と言った方が分かりやすいですかね
ここにはもっと大きな機関車が展示されているので、サイアムモーター社の方に鉄っちゃんがいらっしゃるんでしょうかね
(。-∀-) ニヒ
そもそも人けの少ない公園ゆえにぽつんと度合いは他の追随を許しませんね
また何も知らなければただの遊具ですね
(´ε`;)
これがその昔大きな材木を運んでいたと知ったら、子供たちの目もらんらんと光るのかしら?
もっと大きな機関車♡
ワット・クティータン境内
最後はもっと離れた位置にあるお寺さんの中
多分当時この辺まで線路が走っていたんでしょうかね
礼拝堂の横にぽつんとある機関車は、見ようによってはちょっぴり異様な光景
まあその隣になぜかヘリコプターまであるんで、乗り物マニアの住職がいるんだろう程度の認識でしょうかね
(;^_^A
1928年 Orenstein & Koppel社製のこの車体
他の3台と比較すると保存状態がよく部品なども残っています
また車体の横には『僕昔は活躍したのに今はここで眠っているんだ』的な詩が書かれているみたい
隣の小学校でもクローズアップしているようなので、やはりこの街全体で鉄道の歴史を共有しているのかもしれません
まとめ
街角ぽつんと車両もひも解いてみると頑張った歴史が存在しているものなんですね
かつて日本でもこのような軽便鉄道(小型の車両を用いた簡易鉄道)が至る所に張り巡らされていたと聞きます
タイには他にもあるかしら?
またどこかでぽつんと車両を見かけたら、いろいろと調べてみるとでもしましょうかね
(。-∀-) ニヒ
ここまでお読みいただいた鉄様には、ついでにタイ初の電動鉄道のお話でも♡
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この鉄道のことに興味を持った方がいて嬉しいです。
というのも、個人的にこの鉄道とその歴史や関係するものを調べているからです。
拙作ながら、Website作っています。
http://chiachia.la.coocan.jp/index.html
いきなりで申し訳ないのですが、
撮影・紹介されている、機関車の写真を、上記のサイトで引用・使用させていただけませんでしょうか?
(特に海岸の公園横の機関車と、ワット・クンティターンの機関車)
この2台の機関車はここ数年の間にペンキが塗りなおされていて、もともとの機関車の色に近い色合いになったため、その写真をぜひ紹介したいと考えています。
(もちろん引用元の明示等行います)
昨今タイに行けず、写真を撮りに行けないでいるため、塗りなおされていることは知っているのに写真が紹介できないでいました。
差し支えなければ解像度の高いクレジットの入っていない写真を使わせていただけないかと思います。
勝手を言って、大変失礼ながら、
検討いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。