死の鉄道を走りぬいた蒸気機関車



『泰麺鉄道』

敷設された枕木と同じ数だけの死者を建設時に出したとされる通称『死の鉄道』

ビルマとの戦いの中で物資・人員運搬に使用されたこの鉄道は、戦況を決める重要な運搬資源であったため超が5個付くくらいの突貫工事で作られた

昼夜問わず負傷者も病人も休ませることなく進められたゆえ、10万人近い死者を出したこの鉄道

そんな当時の悲惨さを今に残しているカンチャナブリ県にある博物館がここ『JEATH博物館』だ

さて今回の静態保存鉄道車輛シリーズ

この博物館前に保存されている泰麺鉄道175号機について語っていこうと思う

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尚、まずはここの博物館についておさらい

この記事を50回読んでから先に進みましょう!
( ̄ー ̄)ニヤリ


尚、ややこしいですが同じお名前の博物館が近隣にももう一つあるのでお間違え無きように


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この車両は博物館の入口に展示されているので、入場せずとも堪能可能

他の車両のようにリペイントされている訳でもないため、当時のものそのままが残っているといった感じだ


戦争で使用された車両はこのような保存の方が、リアルな雰囲気が伝わってくる気がしますね

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1921年ノース・ブリティッシュ・ロコモティブNBL: North British Locomotive)製

4-6-0の10輪車軸配置の175号車


NBLはイギリスにあるヨーロッパ最大の鉄道車両製造メーカー

主に英連邦諸国向けに車両製造・出荷をしていたのだが、英連邦でないタイになぜこの車輛があるのかは良く分かりませんね
(・・?

タイでは156から197号機までがこのメーカー製

ちなみに同じ静態保存車がチャチュンサオ分岐駅にも存在してたりする
( ̄ー ̄)ニヤリ


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無骨な機関車はまさに少年の心をくすぐりまくる

全国の撮り鉄さんが各地にお騒がせするのも分かりますな

写真に収めたら間違いなくかっこいい鉄道車両


僕も撮り鉄になろうかしら・・

って、こんな

静態保存鉄道車両シリーズ!
レッツ――ヽ(@,,>∀<)ノ――ゴォォ♪ 

なんて記事書いている段階ですでになってるのかな
(。-∀-) ニヒ


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静態保存鉄道車両シリーズ!!
レッツ――ヽ(@,,>∀<)ノ――ゴォォ♪ 




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博物館らしく説明文も充実

しかも日本語での解説のため分かりやすさは天下一品

泰麺鉄道鉄道で走っていた車体は当然そのほとんどが日本製であった

が、戦況が激化し劣勢に追い込まれると、敵への再利用を防ぐため爆破解体されていった個体も多々あったという

中には同じ苦境を味わった彼らを忍び、一緒に自爆した将兵もいたと聞く


昔にもここまで熱い鉄っちゃんがいたんだね
(´;ω;`)


尚、この車が乗っている貨車は当時捕虜を運ぶために使用されていた貨車C.G.1460

皮だけとなりやせ衰えた労働者がこれに詰められ現場に運ばれたという

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興味があればそのままこの博物館も堪能してみてください

日本人として過去こんな遠い国で我々が何をしてきたのかを知るいい機会


この事実は学校では習った気がしない

こうしてみると日本の教育もどこか歪んだ世界があるかもですね
(´・ω・`)








 

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