艶のある 瓦の屋根 があった寺



アユタヤ・ラジャバード大学内にあるこの放棄寺院

1683年頃アユタヤ後期バン・プルー・ルアン王朝と言う時代の最初の君主、ソムデ・プラ・ペトラチャー王治政に建立されたとされる

大学内にあると言っても通りに面した場所にあり、非常に分かりやすい場所に建っている

比較的大きな遺跡の為、観光客にも人気なのだという

本来なら有料級であってもおかしくないのだが、メジャー処の遺跡から少々離れた位置に存在するためか無料で見学できるのがうれしい所

という事でお金がないので今回はここに参拝に行くことにしよう

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場所は中央アユタやサンペット通り沿いで、象さん乗り場のある交差点を南に下ったすぐの場所

ウボソット(礼拝堂)2棟とチェディー2塔の遺跡でよく目立つので迷う事はないだろう

無料で入れるので特に受付等は存在しない

ずずいと遠慮なく入っていこう!
(・∀・)つ

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ここの寺院は当時『艶のタイル寺院 / วัดกระเบื้องเคลือบ』と呼ばれていた

それは当時としては珍しく屋根材として釉薬瓦が使用されていたから

これは釉薬(ゆうやく)というガラス質を瓦表面にコーティングしたもので、艶のある綺麗なものであることが特徴


日本でもよく見受けられる瓦っすね

もともと中国が発祥の様で、ここの瓦も中国より取り寄せたのではないかと推測されている

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当然取り寄せればお値段もお高いモノであったとされるが、ここが王室寺院でもあったことからそこまでしても豪華に作っていたのかもしれない

ただ『黄色の瓦を造り使用する事』という作業依頼書が遺っていることから、取り寄せでなくここタイで作った説も存在するという


ともかく色は黄色だったのね

一体どんな風景だったんだろうね
(・∀・)つ


また礼拝堂内部にも精巧な壁画があったとされているも、これまた王朝没落時にビルマ軍により焼失されたという

ホント徹底的に破壊されたのね
( ;∀;)

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雰囲気くるっと


メインウボソットの脇にはミニウボソット

代表的なアユタヤあるある形状のものだが、入口が北にあるちょっと珍しいタイプ

アユタヤでは太陽の登る方向が聖とされ東に入口がある寺院が多い


アユタヤで迷ったらウボソットを見ろ

・・とは誰も言ってはいないが、遺跡を見れば方角が分かるというのがアユタヤ市民の常識
( ・`ー・´) + キリッ


ま、そもそも市民なら迷う事はないでしょうけどね
(。-∀-) ニヒ

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こちらもくるっと ♪


残りは2塔のチェディー

一方は土台のみしか残っていない模様


ちなみに先ほどの瓦タイで作っていた説

学者によっては

・土質がどう考えてもタイのものではない
・この寺院以外に使用されていた形跡がない

といった観点より中国より輸入にしていた説の方が現在では有力なのだという


こんな何気ない遺跡でも裏ではそんな議論が起こっていたのね
( ´_ゝ`)フーン

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この裏にも2つの放棄された廃墟寺院が存在

大学内ではあるがこちらもするっと入れてしまうので、せっかく来たならセットで観光しておこう


ただ、基本的にほぼすべて同じ風景ですけどね
( ̄ー ̄)ニヤリ









その他&すべての写真はこちらより
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★『放棄された廃墟寺院シリーズ』は絶賛更新中!★

アユタヤに行かれる予定のある方は是非チェックを!!
( ・`ー・´) + キリッ





地図から探すはこちらより!


 


TEMPLE DATA

WAT BOROMA BUDHA RAM
วัดบรมพุทธาราม

参拝時間 : 24時間年中無休
参拝料金 : 無料
電話   : 誰もいません
H.P.    : -





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