かかしバンコク独歩～バンコク半径2時間の旅～ : お船に乗った都心の寺院ワット・ヤーンナワー @ サパンタクシン

都市鉄道駅目の前の船形寺院

都市鉄道ＢＴＳシーロム線、サパンタクシン駅

日本人街スクンビットよりスクンビット線でサイアム駅まで行き、乗り換える事で辿り着ける駅だ

そんな駅より徒歩３分程度の場所にこの寺院は存在する

お船の形をした珍しい本堂は、駅からも丸見えなので気になっていた方もいらっしゃるかも

ここはワット・ヤーンナワー

何気に歴史はアユタヤ王朝時代に遡る、なかなかの古刹であったりするようだ

ちなみにこのサパンタクシン駅はホーム乗り入れが１路線しかないので、同じホームに往復の電車が入ってくる形となっている

これがボトルネックとなりシーロム線の電車間隔の方が、スクンビット線より長くなってしまっているのだとか

一時は２路線化する話が出てたようですけどね

他の路線作りで予算が無くなっちゃったのかしら？
(´･ω･｀)

とまあ駅の話は今回全く関係ないので早速参拝

やけにゴージャスな門扉が出迎えてくれている

サパンタクシン駅はチャオプラヤ川の船着き場にもなっており、観光の要所となっている

ここからワット・アルンやエメラルド寺院等タイを代表する観光地にも行けるしね

そんな観光地のど真ん中という事もあり、周りにはホテルなど高層ビルが立ち並ぶ

中でも目立つはタイ最大の廃墟ビル ユニーク・タワー

心霊スポットにもなっているこのビルの眼下にあるこの寺院

もしかしたらその影響で何かしらの心霊現象があったりして・・
((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

そんなユニークタワーはこちら

寺院の中にはラーマ3世さんの像

ココを建立した王様はやはりココに銅像化されるのが当然

凛々しいお姿の彼の本名はピカソ以上の長名という

ソムデットプラボーロマラーチャーティラートラーマーティボーディー・シーシントーンボーロママハーチャックラパッディラーチャーティボーディン・トーラニンタラーティラート・ラッタナーカーサパーソックラウォン・オンパラマーティベート・トリープーワネートラウォーラナーヨック・ディロッカラッタナラーチャチャートアーチャーワサイ・サムッタイカローモン・サコンチャックラワーラーティメン・スリイェンタラーティボーディン・ハリハリンタラーターダーティボーディー・シースウィブーン・クンアッカニット・リッティラーメースワラマハン・ボーロマタンミカラーティラート・デーチョーチャイ・プロムテーパーディテープナルボーディー・プーミントーンパラマティベート・ロークチェータウィスット・ラッタナモンクットプラテーサカター・マハープッターンクーン・ボーロマボーピット・プラプッタチャオユーフワ

สมเด็จพระบรมราชาธิราชรามาธิบดี ศรีสินทรบรมมหาจักรพรรดิราชาธิบดินทร์ ธรณินทราธิราช รัตนากาศภาศกรวงศ์ องค์ปรมาธิเบศร์ ตรีภูวเนตรวรนายก ดิลกรัตนราชชาติอาชาวศรัย สมุทัยคโรมนต์ สกลจักรวาลาธิเมนทรต์ สุริเยนทราธิบดินทร์ หริหรินทราธาดาธิบดี ศรีสุวิบูลย์ คุณอกณิฐ ฤทธิราเมศวรมหันต์ บรมธรรมิกราชาธิราช เดโชไชย พรหมเทพาดิเทพนฤบดินทร์ ภูมินทรปรมาธิเบศร์ โลกเชฐวิสุทธิ์ รัตนมงกุฏประเทศคตา มหาพุทธางกูร บรมบพิตร พระพุทธเจ้าอยู่หัว

バンコクの正式名称と言い、なんでこんなに長い名前をつけるんですかね？
(・・?

嫌がらせですか

そんなラーマ３世さんの背後には自身が建立した船形寺院

寺院そのものはアユタヤ時代より存在し、その当時はワット・コック・クワイ / วัดคอกควาย と言う寺名であったという

トンブリ時代にラーマ１世により王宮寺院に昇格させたことで ワット・コック・クラブエ / วัดคอกกระบือ に改名

その後タイの伝統的な船を後世に残すようにと、ラーマ３世さんが仏塔の代わりに船形の礼拝堂を建立

それを記念してか現在の寺名に落ち着いたとの事

タイのお寺さんは名前がころころ変わるのがあるある

次はラーマ３世さんと同じように超絶長名になったりして
(｡-∀-) ﾆﾋ

２１ｍあるお船の上には大小２つのチェディー（仏塔）

中には簡単な礼拝堂がありタイの古典に登場するプラヴェッサンタラ / พระเวสสันดร とプラカンハ / พระกัญหา の２体の仏像が祀られている

タイ一番の大河チャオプラヤ川沿いに建つこの寺院

やはり水に関係するだけあってお船の形なんでしょうね